2015年09月01日
ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル初の投資先は香川大学発ベンチャー企業

本blogで何度か紹介してきた香川大学発ベンチャーの未来機械がついに外部資金を導入!投資したのは、今年4月に発足したばかりのユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル。このVCはミドリムシで大成功したユーグレナが核となって資金を出したVCファンドです。
ロボットとバイオ分野を投資対象としており、その第一号投資先として選んだのが未来機械。2004年の大学発ベンチャーブームの中で出来た香川大学発ベンチャーの中で唯一生き残っている会社です。今回、「ロボットの開発が最終段階で、市場性も高い」と評価されたとのこと。今回の資金は、写真の「太陽光パネル清掃ロボット」の量産化資金です。
こういう地方ベンチャーが育ってくると地元が変わってきます。先日、Uターンの話をしましたが、現役世代が帰ってくるとき最大の障害になるのが仕事をどうするか。従来、公務員か銀行か電力会社でしたが、新卒ならともかく、中途ではほとんど採用がない。一方、中小企業で面白い仕事が出来て、給与もそこそこという会社も少ない。
そのギャップを埋めるのが地方のベンチャー企業だと思うのです。能力の高い人も満足できる付加価値の高い仕事で、同族経営でなくて経営の透明性も高い企業が10社出来て、それぞれが数十人雇えるようになれば、変わります。
以前から、特定産業の「クラスター」を造ろうという計画は在りますが、「上から」の構想は上手くいきませんね。今回も心配なのは、香川大学大学院での研究を核に造られた未来機械ですが、一定規模を超えた時、「周りにロボット産業のインフラがないので会社を移転します」とならないか、ということです。