2015年04月05日

Bolsa Oficial de Cafe

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ブラジルから帰国してまだ(もう?)2週間。滞在中は毎日、日系人経営者やLBS同窓生に会っていたが、週末に昨年のJICA研修生の教え子にサントスに連れて行ってもらった。彼女はサントスの出身である。

19世紀半ばから長年にわたってブラジル経済を支えてきたのはコーヒーであり、その輸出港として栄えたのがサントス。そこに、「コーヒー博物館」Museu do Cafeがある。建物は、1922年に出来たコーヒー豆取引所で、建物が素晴らしい。ここでコーヒー豆のオークションが1950年代末まで行われていたという。

そして、そのコーヒー園で働いたのが日本人たちだ。大半の人は「いいお金になる」と言われ、数年の出稼ぎのつもりで渡った。ところが、労働条件は当初聞いていたものと違い、農奴のように働かされ(そもそも、それまでの黒人奴隷の代用だった)、何年経っても帰国の船賃も貯まらなかった。こうしてブラジルに定住したのが戦前に「移民」した一世達なのである。

コーヒー博物館には、当然、カフェもある。ここでコーヒーを飲みながら50日余りも船に揺られて太平洋を渡った一世達に思いをはせた。この港は、コーヒーの輸出港であるとともに、日系移民の到着する港でもあった。 

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