2015年02月28日
研究者が多すぎる?

昨日の、益川先生の件で、興味深い統計があった。それが、上記の「各国の研究者数」なのだが、これを見ると研究者が日本は非常に多いことがわかる。
米国、EU、中国についで世界第4位ということになるが、それぞれの国の人口は日本の3倍以上である。「人口比の研究者数」ということでは、世界一ということになる。日本は82/12730=0.6%、米国126/31890=0.3%、英国15.8/6410=0.2%、ドイツ26.8/8062=0.3%となる。
それが、研究成果に結びついてればいいのだが、基礎研究でも、応用研究でも、世界一の成果を上げているとは思えない。ノーベル賞の受賞歴を見ても、アメリカが圧倒していて、次いで英国、ドイツ、フランスの順である。
当然、研究の世界では能力が一番重要。研究者数を増やして研究費をばらまくより、研究者数を絞って集中投資した方が成果が出る。日本はGDP当りの研究費で見ても世界一なのだが、とりもなおさず、それは世界一研究の費用対効果が悪いことになる。