2015年02月09日

Exotic→Entertainment?

INSENT






























図は2013年の値だが、2014年はビザの緩和と円安の進行で外国人旅行客数は1300万人を超えている。外国人旅行客は一人一回当たり平均13万円を消費すると言われており、9人の外国人旅行客で日本人一人当りの年間消費額123万円に相当する。つまり、900万人の旅行客に来てもらえれば、それは100万人の人口減少による消費減を補えるというわけだ。これは、人口が減少しはじめている日本、特に地方にとっては大きなインパクトを与える可能性がある。

人口比で見た旅行客数では、日本は依然低く、人口より多くの観光客が来るフランスは別格にしても、アメリカの7000万人は人口の25%程度だし、イギリスの3000万人は人口の約半分だから、普通にやれば3000万人、上手くやれば6000万人も可能だと考える。既に、原発事故の影響で少なかった2011年の600万人に対して、昨年は1300万人を超えており、たった3年間で倍以上になっている。

旅行客の主体が、欧米からアジアにシフトする中で、人気の観光地も変化している。初回は、「東京→箱根→富士山→京都→大阪」のゴールデンルートは相変わらずだが、リピーターになるに連れ、それ以外のところも訪れるようになる。その際に、どこを拠点に動くかという点で、東京が不動の一位なのだが、大阪が急上昇している。関空がアジアからのLCCのハブ化しつつあることと、大阪がアジア人観光客に人気であることが原因らしい。京都は相対的に地位が低下しているということ。

かっての欧米人旅行客中心の時代は、欧米にない東洋的神秘(Exotic)を求めたが、そもそも東洋から来るアジア人観光客が求めるのは、買物・食・遊び(Entertainment)と加えるなら、北海道や沖縄に代表される「自然」なのだろう。
京都がトリップアドバイザーの「世界の人気観光都市TOP25」から姿を消したのが2012年。2014年には「アジアの人気観光都市ランキング」でもランク外となりました。日本では東京がアジアの12位に入るのみ。(「訪日観光、関西の雄は京都?大阪?」)


shikoku88 at 09:04│Comments(0)TrackBack(0)旅行 | 史跡・公園

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