2015年01月25日

姫椿

姫椿 (文春文庫)
浅田 次郎
文藝春秋
2003-09


先週読んだのは怪談に近い奇譚集だったが、こちらは同氏によるファンタジー短編集。やはり、こういうものの方が好きだね。

表題作『姫椿』は、主人公が高木なので、ドキッとする。しかも、それが「事業が行き詰まり死を覚悟した男」エンドに救いがあってよかったよ。(笑)


姫椿:「そうだ、それでいい。やりゃあできるじゃねえか。どうも今のわけえやつらは意気地がなくっていけねえな。やれ暑いのつめてえの、うめえのまずいの、チョウチンだのヒョットコだのって、やりたくねえことにいちいち文句をつけやがる。そんな料簡じゃおめえ、石につまづいたって死んじまうぞ」

トラブル・メーカー:ゴールドコーストは、そうした「どうしようもない倅」の巣窟である。

永遠の緑:文明の利器によって文化が退行してはならないというのが、牧野博士の一貫した思想なのである。 


shikoku88 at 16:35│Comments(0)TrackBack(0) | 旅行

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