2015年01月25日
姫椿
先週読んだのは怪談に近い奇譚集だったが、こちらは同氏によるファンタジー短編集。やはり、こういうものの方が好きだね。
表題作『姫椿』は、主人公が高木なので、ドキッとする。しかも、それが「事業が行き詰まり死を覚悟した男」
エンドに救いがあってよかったよ。(笑)姫椿:「そうだ、それでいい。やりゃあできるじゃねえか。どうも今のわけえやつらは意気地がなくっていけねえな。やれ暑いのつめてえの、うめえのまずいの、チョウチンだのヒョットコだのって、やりたくねえことにいちいち文句をつけやがる。そんな料簡じゃおめえ、石につまづいたって死んじまうぞ」
トラブル・メーカー:ゴールドコーストは、そうした「どうしようもない倅」の巣窟である。
永遠の緑:文明の利器によって文化が退行してはならないというのが、牧野博士の一貫した思想なのである。
