2015年01月19日

世界標準の働き方

世界標準の働き方
吉越 浩一郎
日本文芸社
2014-06-20


大学に入って驚いたことの一つが、あらゆる会議の終了時間が決まってないこと。会議招集通知には、開始時間と議題が入っているのだが、終了予定時間が入ってないのである。これでは次の予定を入れられないから、最初の頃は「何時に終わるのですか?」と一々尋ねた。答えは、「決まっていません」「通常はX時間位で終わります」だけであった。

それでよく皆さん仕事に差し支えないな、と思っていたら、何のことはない、会議が長引くと「次の用事がありますので」とか言って、どんどん抜けていくのだ。なるほど、終了時間を決めていなければ、この手が使えるので、便利だ。終了時間を決めていれば、その時間までは居る義務が生じる。終了時間が決まっていなければ、自分の都合で勝手に終了時間が決められる。企業でそんな会議をやっていれば、「会議の目的は何か」「会議参加者はその目的に対して適切であったか」「開催時間は妥当であったか」と会議主催者の責任が問われるところである。

アメリカで働いていたとき、上役ほど出社時間が早かった。社長は6:30に出社。役員は7時頃に揃い、管理職は8時頃、そして一般社員が揃うのは始業時間の9時であった。面白いのは、退社時間は終業時間の夕方5時から6時に役員から一般社員まで集中すること。残業する人は殆どいない。

しばらくして分かったのは、「家で夕飯を家族で一緒に食べないようだと離婚に至るケースが多い」ということ。それで、仕事が忙しくても、その分は早朝出勤や週末の出勤、あるいは仕事の持ち帰りでこなし、残業はしない。仕事上、大学出の専門職と、現場の社員は明確に分けられており、大卒であれば新入社員の時から残業代が出ないこともその一因だと思う。
世界標準の働き方=論理的に考え、短時間で高い成果を上げる

・外資系企業の社長は一回でも売上を落とせばクビになる。売上を落としてもほとんど責任を問われない日本の経営者と実力の差が付くのは当然。

・欧米諸国にパワハラの概念はない。仕事で上司が部下に厳しい要求をするのは当然。部下は全力で8時間を過ごすので、残業する余力などない。

・生産性を高めるためにあらゆる仕事にデッドラインを付ける。
日付のデッドライン:上司が日付を決める
時間のデッドライン:1日の仕事を片付けるため、自分で付ける。定時で終わることを意識し、仕事の時間配分を決めて取りかかる。

・「がんばるタイム」で集中して仕事をする
例えば2時間、電話にも出ず、話もせず、トイレにも行かず、仕事に集中する。


shikoku88 at 08:00コメント(0)トラックバック(0) |  | 仕事 

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