2014年12月24日
多彩な中小企業が活躍する香川

一昨日、「香川の特徴」を書いたが、今日はその検証。まず、「中小企業の付加価値額が多い」については図のとおりである。日銀高松支店のレポート「危機に強い香川県」から引用させてもらった。
県内に大企業が少なく、交通の便も悪かった香川の企業は、大企業の下請けの仕事がなかったので、独自に市場を切り開いていくしかなかった。輸送費がかさむので、価格で勝負できず、高付加価値にする必要があった。結果、多くの「ニッチトップ」企業を生み出すことになる。
中小企業比率が高く、なおかつ生産性が高い県は少ないが、香川はそのうちの一つである。同カテゴリーには、岡山、兵庫、大阪、愛媛と瀬戸内海に面した県が多い。瀬戸内海は長らく海運の中心で、商業が発達していた事と関係があるのかもしれない。
この結果、経済危機に強く、リーマンショックの際も落ち込みが少なく、立ち直りも早かった。下記は、有効求人倍率の推移で、リーマンショック後3年間、香川は有効求人倍率全国一であった。トヨタのおひざ元である愛知県はトヨタが良いときは良いときは良いが、悪いときは悪い。それに対して、香川県は変動が少ないことがわかる。