2014年10月30日
コウノトリがやってきた!

今年の初め、寒い中、豊岡市にある「兵庫県立コウノトリの郷」を訪問した。ここは、山陰海岸ジオパークの見どころの一つである。ジオパークは簡単に「大地の公園」とも言われるが、正確には「大地(ジオ)+生態系(エコ)+歴史・文化」である。
そのコウノトリが、先月初めてうちの近所の岩瀬池にやってきた
個体番号による情報では、コウノトリの郷出身のコウノトリ夫婦が京都で生んだ子供らしい。そしてまた先週、今度はそのメスが丸亀からオスを連れて戻ってきた
大騒ぎせず、ソオッと見守ってやってください。以下、コウノトリの郷園長挨拶から。
国の特別天然記念物であるコウノトリは、かつては日本中に広く生息・繁殖していましたが、昭和46年に野生下では姿を消してしまいました。兵庫県教育委員会では県鳥でもあるコウノトリの日本最後の生息地となった但馬地域・豊岡市において、昭和40年に人工飼育を開始するなど、文化庁の多大な援助をいただいて、地域住民の皆様のご協力を得ながら、長年にわたりコウノトリの保護・増殖に努めてまいりました。
その後、飼育下のコウノトリの死亡、産卵からふ化の難しさなど、苦難の時代がありましたが、それを乗り越え、ロシアから寄贈されたコウノトリのつがいが平成元年に飼育下繁殖に成功して以来、毎年、増殖に成功し、現在は約90羽のコウノトリを飼育しています。平成17年からは放鳥が開始され、平成19年には43年ぶりに野生下でヒナが誕生しました。そして、平成24年には野生生まれの両親から雛が誕生し、野生復帰の新しい局面を迎えています。こうした新しい状況に対応するため、平成23年8月には、「コウノトリ野生復帰グランドデザイン」を策定し、現在、それに沿って事業を展開しております。