2014年10月05日

新幹線のガラパゴス化

ベンチャー宣言






















先週は、大阪から東京まで久しぶりに新幹線で移動した。高松⇔東京はLCCが2社(春秋&Jetstar)就航したおかげで、ほとんど飛行機を使うようになった。飛行場の駐車場代を払ってもJRの半額(@5000x2+駐車場代5000円=15000円)である。

その新幹線の中で読んだのが『週刊ダイヤモンド』9月20日号の、「新幹線輸出は夢のまた夢か?」という記事。同じ記事を探したがオンラインには出て無いようだ。しかし、内容はリンク記事とほぼ同主旨。日本が世界に誇る新幹線も、技術がガラパゴス化し、「技術で勝って、事業に負ける」状態になっているというのである。

決定的なのは、そのコスト。新幹線の事業費は「1km当り70億円」らしく、20億円以下とされるフランスや中国と競争にならない。これは、特殊な国内市場に特化していったため、海外市場で通用しなくなった携帯電話と同じだ。

では、性能的に世界を圧倒しているのかと言えばそうでもない。今や世界では時速300km/hが常識だが、日本では地方整備新幹線は、速度は260km/hまでと法律で決められている。そのため、日本で300km/hの運転を行っているのは東北新幹線と山陽新幹線の一部区間だけだ。従って、300km/h以上の運行データが蓄積されていない。

このためデータだけでなく、300km/h以上での運航に対する技術が遅れ、320km/hを出す東北新幹線の「はやぶさ」のブレーキにはドイツのクノール・ブレムゼ社製が採用された。

結局、新幹線は、人口高密度で輸送能力が求められ、かつ完璧な快適さのために高い運賃を払ってくれる日本でしか通用しないのだという。 

shikoku88 at 11:02│Comments(0)TrackBack(0)仕事 | 旅行

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