2014年09月13日
ESTA(電子渡航認証システム)

北米に来るのはおそらく10年ぶりくらいになる。若いころにはボストンに住んだこともあり、年に3,4回往復していた。その後もしばらくは、仕事で毎年行っていたが、そんな機会もなくなって随分になる。今回は、カナダでの学会出席のために、デトロイト経由でモントリオールへ。モントリオールへの直行便がないのだ。
デルタの電子チケットには「搭乗24時間前からオンラインチェックインが出来る」と書いてあり、国内でもオンラインチェックインの好きな私は当日朝、家でチェックインしてから出ようとした。チェックインさえしておけば、空港到着がギリギリになっても乗れるからだ。
ところが、チェックインの途中で「ESTAを取得してないとチェックインが出来ない」というメッセージが出て、進めない。ESTAとは何かを調べたら、米国へ渡航する査証免除者は2009年以降これを事前に取らないと、飛行機への登場もできないということ。慌てて、ESTA取得のための米国国土安全保障省のHPに進み、ESTA取得を試みる。ここには、「出発72時間前までに申し込め」と書いてある。

全ての必要情報を入力し、後は、クレジットカードで$14の支払をするだけになった。しかし、本当に72時間前までなら申請をしてもとても間に合わない。搭乗まではあと6時間しかない。そもそも、デトロイトは乗継だけで、空港を出るわけではない。なのにESTAが必要なのか
そこで、デルタに電話してみることにした。日本の窓口は朝9時からしか開かない。米国窓口は24時間だ。IP電話で米国に掛けた方がむしろ電話代も安いのでそれも考えたが、国際線のことは日本の窓口の方が間違いない気がしたので、開くまで1時間待つことにした。
この間にFacebookに状況を書いて、情報収集をする。幸い何人かが経験者、あるいは「検索の達人」で親切にも調べてくれた。9時になってデルタにも電話して確認したのが以下のこと。
1.ESTA絶対必要(取得してないとそもそもチェックインが出来ない=搭乗できない)
2.乗継(Transit)だけでも必要(デトロイトで米国に一旦入国になる)
3.オンラインで申請すれば、通常その場で取得できる(「72時間」というのは、稀に審査になった時の先方の回答期限)
そこで、オンライン申請を再開したのだが、やはり、タイムアウトしている。仮登録はしてあるので、後は支払にだけとログインしようとするのだが、何度やってもSSLエラーになる。PCの再起動、モデム&ルータの再起動、別のPCと何をやってもダメ。

最後にはiPhoneの小さな画面でやってもダメ。ということは回線の問題ではない。仕方ない、こうなったら、兎に角、成田に行こうと予定より早く家を出た。本来であれば、オンラインチェックインを済ませて搭乗1時間前に着けばよいと思っていたが、今出れば3時間前に着く。
結果:成田に向かう電車のなかでiPhoneでつながりました
一旦繋がったら、申請受け付け番号を入れてカードで支払ったら、数十秒で「認可」
今朝の2時間に渡る騒動が嘘のよう。しかし、デルタで予約したのは2か月前。なぜ、その時に、「ESTAが必要」と言ってくれないのか、あるいは予約確認のメールに書いてくれないのか。二日前に送られてきたオンラインチェックインを促すメールにも書かれていない。デルタCSにその旨文句も言ったのだが、「必要な書類の取得は全てお客様の責任です」という答え。そんなことは百も承知だが、何が必要か言ってくれなければ分からないではないか。
写真:DTW→YULで乗ったのはエンブラエルERJ145。これに乗ったのは初めてです。
