2014年03月11日

祖国とは国語

祖国とは国語 (新潮文庫)
藤原 正彦
新潮社
2005-12-22


私は欧米にユダヤ人の友人がいて、家に泊めてもらったことも度々ある。祖国を出て2000年以上になるのに、何十世代にも渡り、ユダヤ教の儀式とヘブライ語が失われてないことに驚愕する。一方でそれは、居住国に受け入れられず、周期的にユダヤ人が排斥されることにもつながっている。

一方、北米や南米に移民した日系3世の殆どが今や日本語を話せなくなっているのを見ると、宗教に根差した民族との違いを感じる。

・日本の危機症状=局所的なものではなく全身症状=体質の劣化←教育

・教育の立て直し→小学校の国語教育から
読書→教養→大局観→長期的視野・国家戦略

・国語には、祖国を祖国たらしめる文化、伝統、情緒も含まれる
祖国=国語
ユダヤ民族は2000年以上も流浪しながら、ヘブライ語を失わなかったから、20世紀になって再び建国することができた。琉球、アイヌ:言語を奪われた民族の運命

・英語第2公用語論
母国語=文化伝統=民族としてのアイデンティティという視点の欠如

・「個性の尊重」→子供の甘やかし→我慢力不足

・愛国心
Nationalism(国益主義)
Patritism(祖国愛)→欠如


shikoku88 at 08:27│Comments(0)TrackBack(0) | 教育

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