2014年01月11日

何とかならない!

Avante






































百十四銀行新春講演会「夢を持って生きる」(安藤忠雄)に出席。これまで本を読んだり、TVなどでの特集を見ていたが、ナマ安藤を見るのは初めて。安藤忠雄建築研究所の売上の8割以上は海外で、世界中を飛び回っているらしい。ドバイの仕事を引き受けたときは、関空発の夜行便で現地に朝入り、一日仕事をして、また夜行便で帰るということをしていたという。

その原点は、「建築が好きだから」 中学2年の時に自宅の長屋を改装する大工の懸命に働く姿を見て、建築に興味を持ったのは有名な話。皆が、自分の「仕事の原点」を持たないといけないという。安藤さんの場合は、仕事に行き詰ると、「東大寺の南大門」を見に行くらしい。そして、鎌倉時代にこれだけの木造建築を創った先人の仕事に思いをはせるという。

地方都市に対しては、「自立」を勧めた。「自分たちの街は自分たちで作る」という気概をもつことが必要だ。地元大阪と高松との共通点として、「(過去の蓄積があるので) 何とかなる、と思っている」とし、もう、「何とかならない」とも。その通りだと思う。

コンクリート打ちっぱなしのミニマリズムの作風は、個人的には好きではないのだが、これは元々、何ら後ろ盾なく独立した安藤に来る仕事は予算が厳しいものばかりで、建築費を抑えるためにスタートしたものだったのね。建築の裏側にある、情熱と美意識は流石だなと思った。

shikoku88 at 21:14│Comments(2)TrackBack(0)仕事 | イベント

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この記事へのコメント

1. Posted by ねむりぐま(リヨン)   2014年01月12日 16:56
おひさしぶり〜
安藤さんは直島の設計して下さっている時に上司たちと何度かお目にかかったけれど、
とても面白い方であると同時に、物事によく気づき、非常に周りに気を遣う方でした。(単に同席しているだけの人にも)
それと努力家。毎日本を読むし、体力づくりのために毎日泳ぐのですって。
2. Posted by SussexPlace   2014年01月12日 20:49
そう、ユーモアがあるし、魅力的だね。しかし、あの年であれだけ働かれては、下で働くには大変そうなタイプ。(笑)
大同窓会で会えるかと思ったけど、来なかったね。残念!

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