2014年01月09日

島原大変肥後迷惑

Avante














写真の立派な施設が、43億円を掛けたという、雲仙岳災害記念館。週末は知らないが、我々の行った平日は、訪問者より迎えてくれる職員の方が多かった。歓迎してくれるので、是非行ってみたい。噴火映像は大迫力だ。(入館料:800円)

そこの展示で知ったのが、「島原大変肥後迷惑」という言葉。平成の大噴火の200年前、1792年(寛政4年)の大噴火のことを言ったもので、この時は、普賢岳が噴火したことによる被害よりも、その影響で隣の媚山が崩壊し、岩なだれが島原城下の半分をなぎ倒した上、有明海に流れ込み津波が発生。対岸の肥後が津波被害にあった。

これを称し、「島原大変肥後迷惑」という。犠牲者は島原肥後合わせて15千人に上り、迷惑どころの話ではない。当時の人口は2500万人と推計されており、現在の人口から言えば、5倍の75千人規模の犠牲者となり東日本大震災を超える。

それだけの大災害をこう簡潔に表すのは、「天然災害は誰のせいでもない」という意識からなのかもしれない。 

shikoku88 at 14:56コメント(0)トラックバック(0) | 旅行 | 美術館・博物館 

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