2014年01月08日
島原半島(世界)ジオパーク

日本に6箇所ある「世界ジオパーク調査」も、新年を向かえ5箇所目。年明け早々に訪問させていただいたのは、島原半島ジオパーク。雲仙火山を中心とした3市が参加している。
雲仙といえば、1990-95年の普賢岳噴火が記憶に新しい。特に、私は、1991年6月3日の火砕流でTV局に勤めていた友人を亡くしたのでなおさらである。
写真は、火砕流で被災した(旧)大野木場小学校。火砕流の直撃は受けなかったため児童は無事だったが、熱風で全焼した。現在は被災遺構として保存され、隣には、大野木場砂防みらい館(国土交通省)がある。すごく立派な施設に、「なんとか空間を埋めました」くらいの展示。それはそうだろう、車で10分のところには、43億円を掛けて作られた雲仙岳災害記念館がある。
それでも造ってしまえば、常勤の職員も要り、平日は数名しか来ないであろう訪問客を手持ち無沙汰に待っていた。 災害記念館にいたっては、年間の運営費が2-3億円に上るという。犠牲者が出ると、それを口実に大型施設を作りたがるのは日本の得意技だ。
雲仙を訪れたら、温泉だけでなく、ぜひ訪問したい場所のひとつ。我々の税金がどう使われているかよく見てみたい。そして、犠牲者をそっと弔いたい。
