2013年12月19日
鬼からし
うどん県で「からし」といえば、「鬼からし」。何しろ、このマークなので、その強烈な辛さとあいまって、子供の頃は「怖い」とさえ思っていた。
その、製造元の�蟷垣�を週末偶然訪問した。この会社が、工場の前でカフェをやっていて、そこで「ぜんざいを食べましょう」と連れて行かれたのだ。
何故に、からし会社がぜんざい?と思ったら、からしだけでなく、あんこも作っているのだそうだ。甘と辛、両極端をいく会社である。
古民家風のおしゃれなカフェ。キットすごく人気があるのだろうと思ったが、営業は木曜日〜日曜日のみで、年内は今日が最後なのだそうだ。まるっきり商売気は無い。専務の奥さんが無理せずやっているということらしい。
ところで、せっかくからし会社を訪問したので、調べてみたら、カラシナというアブラナ科の植物の種が原料らしい。「鬼からし」の原料はカナダ産ということ。それで、西洋からしであるマスタードがなぜ日本のからしほど辛くないのか?原料が違うのかと思ったが、そうではなく、マスタードはからしに酢や糖類、その他の香辛料を混ぜた複合調味料ということ。
さらに、日本で発明された「練りからし」は、増粘剤や油脂を混ぜてからしを安定化させたもので、人工的なからし風味を加えてある。どうりで、子供の頃間違って食べては泣いた「鬼からし」ほど辛くないわけだ。伝統的な「和からし」とは別物と考えたほうがよさそうで、本物を味わうには、粉からしを使う直前に水で練ったほうがいいようだ。
