2013年12月03日
瓦せんべい

讃岐の銘菓といえば、「瓦せんべい」。あの、硬ーい煎餅なのだが、貴重な讃岐和三盆の原料糖である「白下糖」を使用した瓦煎餅は全国でもここだけとか。
写真は工場風景で、ご覧のように手焼き。職人さんがまず、原料の小麦粉に白下糖と卵を加えてた生地を捏ねて、最後に延ばす。その行程は讃岐うどんそっくり。それを機械で型抜きし、鉄板に並べて焼く。何度もひっくり返して焼くことであの硬さになるそうだ。ちなみに、原料はカステラと同じなので、カステラも製造している。
経営学の研究者として興味深いのは、同じ高松に、同じ「くつわ堂」が2軒あり、経営が別であること。これは、高松の人間でも知らない人が多い。
今回訪問したのは「宗家くつわ堂」。もう一軒が「くつわ堂本店」。創業者は同じで、現在も親戚なのだが、戦前は、宗家が製造部門で、くつわ堂本店は、その名の通り、販売部門だったそうだ。戦後、原材料が入ってこない中で、原材料を持ってきた人のために製造することが本店でも始まり、やがて、経営的にも分離したらしい。
分離から60年経ち、味も微妙に違うらしいので、食べ比べてみるといいかもしれない。香川大学生協で売っている香川大学煎餅は宗家のもので、高松大学の「たーちゃん煎餅」は本店製造となっている。