2013年11月01日

高見島

cinder_cone

























多度津の沖に浮かぶ高見島。最盛期には、漁業を中心に、1500人が暮らしたという島も、今では住民が50人以下という。

そんな島なので、普段は食堂も、店もない。今回の芸術祭で、そんな島に、連日500-1000人が押し寄せるので、急遽、食堂やお店が作られた。

写真は、作品でもある、「海のテラス」(野村正人)。島の安山岩を使った野面積みの多い民家の石垣の中で、ひときわ目を引く、加工された花崗岩を使った城のような石垣。その上に建つ、これまた立派な家屋。聞いてみれば、戦前に米国への出稼ぎで財を成した中塚さんが、帰国後、この高台に贅を尽くして建築したらしい。 (昭和10年)

残念ながら、オーナーは現在鹿児島在住で、でも、そのおかげで、瀬戸芸の舞台となったわけ。近年では、映画「瀬戸内野球少年団」や「機関車先生」のロケでも使われているようです。

shikoku88 at 09:57コメント(0)トラックバック(0)四国 | 美術館・博物館 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
Recent Comments
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Thank you for visiting!

  • ライブドアブログ