2013年06月02日

GREEとmixi

top_logoGREE田中社長が高松で講演。ソーシャルゲームをやってなかったり、株式投資にも縁のない人にはGREEと言っても分からず、主催者は「個人資産3500億円の男」を強調。

尤も、これは2011年の株価がピーク時の話。現在は時価総額2360億円(5月末)で、個人資産1128億円ということになる。何れにしてもスゴイが、上場企業の社長をやっている限り、自社株を売るわけにはいかないので、あくまでペーパー上の話。

GREEの創業は2004年2月。当時楽天の社員として、趣味で個人の時間を使いSNSを開発&運営。当時一番困ったのは、月1万円のレンタルサーバが会員数が増えるに連れ直ぐに10台を超え、毎月10万円以上サーバ代を個人で払う羽目になったことだとか。新入社員の給与で足らず、カードローンでしのぎ、ボーナスで返済したらしい。

個人ではもう無理と判断し、12月に会社設立。その時には会員は10万人を超えていた。そのうちの一人は私だ。

2005年7月にVCのGCPから1億円を調達している。実は、GCPはSNSで先行するmixiにも投資しており、「二股をかけた」ともいえる。その後、mixiとの差は縮まることなく、皆、勝負付いた、と思っていた。

転機になったのは、SNSを業界トップで勢いのあるmixiとではなく、自分たちの意向を反映させたかったKDDIと2006年に資本提携したこと。これにより、携帯向けのSNSでトップに立てた。この点、ヤフオクに完全に負けて、会社存続の危機にあったDeNAがモバオクでYahoo!に先駆けてモバイルに活路を見出したのと似ている。

その後、ソーシャルゲームで大ブレーク。今ではゲーム会社と言ってよく、奇しくも、DeNA(モバゲー)とはライバル関係。一方、SNSで大成功したmixiはその後次の収益源を見いだせず、社長交代の事態になっている。

ネット業界の栄枯盛衰は激しい。 

shikoku88 at 18:00│Comments(0)TrackBack(0)経済 | 投資

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