2013年02月21日
株式市場は平家物語

先々週の産経新聞記事から。
ローズパーク・アドバイザーズという名のヘッジファンドが米東部ボストンにある。米ハーバード・ビジネススクール(HBS)のクレイトン・クリテンセン教授が打ち立てた、「イノベーション(技術革新)のジレンマ」と呼ばれる経営学説を投資戦略の支柱にすえている。
クリテンセン教授が唱えるのは企業の「平家物語」、栄枯盛衰の常である。写真機の機能改善にこだわった米ポラロイドの没落を取り上げることで、大企業(平家)が自己変革する難しさを実証した。一方で、こうした大企業は、廉価で顧客需要に応えた新規参入の新興企業(源氏)に市場シェアを奪われた。自己改革できなくて衰退した企業もあれば、上記の表でも、GE・IBM・J&Jのように100年に渡り世界トップクラスであり続ける企業もある。新旧両方の企業が自由な市場で競い合っているのが米国の強さ。米国の時価総額トップ=ほぼ世界の時価総額トップであり(他には、イギリスと中国企業が多少入る)、米国民間企業の強さは相変わらずだ。