2013年01月17日
中嶋学長推薦図書
『なぜ、国際教養大学で人材は育つのか』には、学長推薦図書リストが載っている。1年間の海外留学が必須となっている学生は留学先にこれらの本を持参することになっている。
私も読んでない本があるので読んでみたい。
留学期間中に、全学の必読書である『武士道』(新渡戸稲造著)のほかに、次項の「学長による推薦図書」の中から2冊以上を熟読してください。帰国後、批評的な思考に基づく感想を留学中の体験に照らして、日本語で2,000字〜4,000字(形式は随意)の感想文を作成し、履修チームに必ず提出してください。感想文は、学長が読まれた後、卒業時に返却されます。
私も読んでない本があるので読んでみたい。
必読書
- 『武士道』新渡戸稲造著、矢内原忠雄訳(1905年、岩波文庫) Inazo Nitobe, Bushido: The Soul of Japan – An Exposition of Japanese Thought
“日本及び日本人の道徳的規範を日本の精神的土壌において解明し、国際社会にアピールした本書は、今日の時代においても光彩をはなっており、日本の文化的伝統 を知るための古典的著書である。AIU学生は、英語で書かれた原本と矢内原忠雄の名訳を在学中に必ず熟読して欲しい。”
推薦図書 ※以下から2冊以上読む。
- 『万葉秀歌』 上・下 斉藤茂吉(1938年、岩波新書)
“著名な歌人による万葉集の選歌とその解説を読むこと自体が教養である。“ - 『三酔人経綸問答』 中江兆民著 桑原武夫・嶋田虔次訳・校注(1887年、岩波文庫)
“明治中期に政治・思想そして国際関係を酔いに任せて三人のインテリが形の傑作問答集“ - 『菊と刀−日本文化の型』(The Chrysanthemum and the Sword) ルース・ベネディクト著 長谷川松治訳(1946年、講談社学術文庫)
“日本に来たことのないアメリカの女性文化人類学者が見抜いた<恥の文化>の日本人論“ - 『文明の生態史観』 梅棹忠夫著(1966年、中公文庫)
“従来のイデエオロギー的世界観理論に関わる文明論モデルを提起するとともに、イスラム圏を西洋と東洋の『中洋』ととらえた野心作“ - 『論文の書き方』 清水幾太郎著(1959年)(岩波新書)
“社会学者であり行動する知識人として知られた著者が文章表現の根本を説いた名著。“ - 『文明が衰亡するとき』 高坂正堯著(1981年、新潮選書)
“畏友でもあった国際政治学者の深い教養に裏付けられた文明論であり、日本への警告でもあるが、とくに<ヴェネツィアの栄光と挫折>は圧巻”