2012年12月25日
大和製作所

図解 不況でも繁盛するラーメン・うどん・そば店の教科書
「大和製作所」と言っても、業界以外の人は知らないだろうが、製麺機械最大手メーカー。瞬く間にダントツ日本一のうどん屋になった「丸亀製麺」は他の多くのチェーン店と違い、各店で麺を打つが、その機械は全てここのもの。
「うどん県」坂出にある当社は、当然、うどんの製麺機から始まり、現在では蕎麦やラーメンの製麺機も製造。さらに、ラーメン・うどん・蕎麦店を開業したい人のための学校も運営してる。その学校の「教科書」がこれ。とても分かりやすく、且、実践的。商売で成功するには、情熱と戦略が無ければならないが、戦略のほうはこれでかなり行けそう。
藤井社長は、根っからの機械屋で、高松高専を出て就職した川崎重工では航空機の機体設計をやっていたという。37年前に機械設計業で独立し、自動機械の設計を志したものの、当時オイルショックの直後と言うこともあり、全く仕事がなかったという。
唯一仕事依頼があったのが製麺機。食べるために始めたものの、「男子一生の仕事として物足りない」と思っていたという。ところが、始めてみると置くが深く、凝り性の藤井社長は「面の虜」になり、数年後には製麺気の製造販売に特化することを決断。寝食を忘れて一心不乱に製麺機作りに没頭したという。
その後、麺研究所を設立し、機械だけでなく、麺そのものの製造に着手する。さらに、よい機械をつくっても売れない、「物を作ることより物を売ることの方がはるかに難しい」と気付き、うどん学校の運営を始め、今日の大和製作所がある。