2012年12月21日

民主主義への誤解

今回の選挙でも、「議会制民主主義」を全く理解してないのではないか?と思うような報道や発言が目立ったので、「危険だな」と思っていたところ、京大の佐伯教授がよいコラムを書かれていたので紹介。

各種新聞社やテレビ局が行う世論調査は1年間で総計200回を超える
あまりに「民意」に媚(こ)びている
その「民意」なるものはいったい何ものなのか、誰もわかってはいない
議会主義と民主主義はイコールではない
議会主義とは、われわれが直接に政治に参与して政治決定にかかわるのではなく、それを代表の手に委ねる、というシステム=主権者であるわれわれは、直接にはその主権を行使しない
・主権者にできることは、ただ代表を選ぶことだけ
議会主義とは、むしろ「民意」を直接に政治に反映させない工夫
代表を選び、彼らの討議に委ね、また、官僚という「プロ」の協力を必要とする
不安定でご都合主義の「民意」によって政治が不安定化することを避けよう
この数年の世論中心型政治は、議会主義を攻撃し、「民意」による民主主義をそこに持ち込もうとするもの
議会主義とは、個々の政策それ自体よりも、「代表者」の信頼性や人物そのものを見極めるわれわれの眼力にかかっている 

shikoku88 at 08:19│Comments(0)TrackBack(0)提言 | 政治

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