2012年12月03日

RPGが育てた新世代経営者

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25歳で最年少上場した村上社長については、沢山報道されている。インタビューを読んでいて、「確かに違う」と思うのだが、どうしてこういう経営者が現れたか?という研究者の観点で見て、面白い点がいくつか。

両親双方の祖父が経営者
この点は、「普通」 事業家は事業家の家に生まれて、経営が何かを見ながら育つ。

・小中学生のときにドラクエにハマル
レベルを99まで上げて、最終画面クリア!しかし、その時感じたのは「虚しさ」だったという。「リアルを変えるほうが面白い」と気付き、それからは「早く会社をやりたくて仕方なかった」らしい。

・「教授も人の子ですから」
早稲田に進学した村上社長は、大学のビジネスプランコンテストに応募して優勝する。「早稲田のビジネスプランコンテスト優勝」というブランドと、「1年間学内のインキュベーション施設無料使用」という特典を獲得するため、村上社長はコンテスト審査員の先生の授業には、全て最前列の真ん中に座り、必ず最初に質問したという。「教授も人の子ですから」

「志X戦略X戦術」の三拍子が揃った類稀なる経営者。私は、特にドラクエに注目した。

ドラクエに代表されるRPGは、いわば、人生の疑似体験が出来る。目標に向って戦略を立て、戦術も磨かなければ勝てないのはビジネスも同じ。しかも、「やり直しがきく」ことも教えてくれる。失敗しても、気を取り直して、又やればいいのだ。これが起業へのハードルを下げてくれる。

早い時期にこうしたゲームに熱中するのは経営者教育として悪くない気がする。しかし、ゲーム好きが皆経営者になるわけではない。

分かれ道は、それを極めたとき、村上社長のように、「虚しい」と感じて離れるか、大人になってもドップリつかってやり続けているか、にある。そこには、元々持っていた「資質」、村上社長の場合で言えば、事業家の家に生まれて、小さい頃から教え込まれてきた「教育」の影響が大きい。

shikoku88 at 08:24│Comments(0)TrackBack(0)仕事 | 教育

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