2012年09月20日

自分の通帳が欲しかった!

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今週、外部講師で来ていただいたのは、からり直売所運営協議会の野田文子名誉会長。観光庁の「観光カリスマ」にも認定されている。

からり直売所は、愛媛県内子町にある農産物直売所。二十歳で近所の専業農家に嫁いだ野田さんは、農業のことを面白いと思ったことはなかったそうだ。舅や夫の指示のもと、特定の農産物を大量に作り、農協を通じて出荷する。自分の自由になるお金は月2万円の「小遣い」だけ。自分名義の預金通帳もない。

それが、直売所が出来たことで起業家精神に火が付く。顧客の顔を見ながら、多品種少量生産した農作物を売る。作り方も売り方も「自由」で、「工夫」すれば売り上げとしてすぐ跳ね返ってくる。農業で初めて「感動」し、200万円から始まった年間売上は毎年上昇、やがて1000万円を超えるようになる。

これだけ稼げれば、勤めに出るより余程いい。後継者に困っていた農家も、稼いでいるところは自然と後継者ができる。

大量生産していた時は、病害虫の対策や出荷期間を長くするため、農機具を購入したり、農薬を使わなくてはならなかったが、直売を始めてからは、旬のものをその都度少量出せばいいので、農機具も農薬もほとんど要らなくなったそうだ。これも、興味深かった。


shikoku88 at 08:54│Comments(0)TrackBack(0) | 仕事

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