2012年09月18日
米国製エリートは本当にすごいのか?

米国製エリートは本当にすごいのか?
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慶應SFC卒で、東洋経済に入社した記者である著者が、2年間休職してスタンフォード大学院に留学。国際政治学を学んだ。その体験を通しての、米国エリート論、あるいは、エリート教育論。
ベンチャーを研究する身としては、「MBAの保証があるから、ハイリスクに挑戦できる」という指摘は面白かった。つまり、リスクの高いベンチャーに30代で挑戦して失敗しても、「MBAがあるから、また大企業に戻れる。」そういう「保証」があるから、リスクに挑戦できるのであって、それは合理的な判断なのだ。
日本では、MBAがそこまでの保証にはなってないが、iModeで有名な夏野剛さんの例はそれに近いかもしれない。夏野さんは、早稲田政経→東京ガス→ Wharton MBA→ハイパーネット副社長(その顛末は『社長失格』で有名)→NTTドコモ→慶應教授。
普通、潰れたベンチャーの経営者がNTTドコモのような大企業に中途入社するのは不可能だ。そこは、ドコモでインターネットビジネスを立ち上げようという絶好のタイミングと、 Wharton MBAという「保証」の両方があったからかもしれない。尤も、それが通用するのも30代までだが。
246:「独立の気力なき者は、国を思うこと深切ならず」福沢諭吉
144:いまだにWW2や、バブル崩壊の教訓を学んでいない日本
⇔過ちを修正し教訓を継承する米国
89:MBA=保証
保証があるから、ハイリスクに挑戦できる