2012年09月15日
高松ファイブアローズ

高松ファイブアローズは、高松にあるbjリーグのプロバスケットボールチーム。2006年に穴吹工務店により設立され、初年度に全国準優勝。その後も3年間勝率6割を割ることのなかった強豪チーム。
ところが、2009年に穴吹工務店が倒産したことで、翌年チーム運営会社も破綻してしまう。負債総額1.2億円。通常、破綻すれば、法的整理を経て債務の減免が行われるが、なぜか負債をそのまま引き継ぎ地域球団として再出発。
この経営を引き受けたのが、経済産業省のキャリア官僚だった星島社長。MBA留学先のクレアモント大学ドラッカースクールでベンチャーに触れ、帰国後はベンチャー支援部門を志望。だが、回されたのは中小企業庁で、中小企業に国税を投入して資金を借りやすくするという仕事だったという。ベンチャー企業が伸びるためには、むしろ、経営革新を怠り時代遅れとなっている企業には退出してもらう必要があるが、全く正反対の仕事をしていた星島社長は悩んでいたという。
20年前、殆ど何もなかったプロサッカーは日本に定着した。星島社長が分析する、プロスポーツが日本に定着するための条件。
・世界で活躍する選手が出ること
・日本チームが世界試合で戦うこと
日本に根深い「嫉妬」の文化を克服するには、海外コンプレックスの利用が未だ必要ということか。情けない話だが、オリンピックでは盛り上がるバレーボールや、いや、サッカーでさえも国内リーグの人気が今一つであることを考えれば、正しい分析と言わざるを得ない。