2012年04月02日
池波正太郎記念文庫

母は戦中・戦後の貧しい中、娯楽の少ない田舎で育ったので、読書が最大の娯楽だったそうだ。今回、本人曰く、5年目にして、「これで最後の上京」で連れて行ったのが、池波正太郎記念文庫。浅草駅と入谷駅の間、台東区立中央図書館内にある。
無料なのだけど、充実した内容。生原稿や使用した万年筆のほか、書斎も復元されている。
父親が商売に失敗したのが原因で両親が離婚。母親の実家で育ち、小学校卒で奉公に出る。3件目でやっと落ち着いて働いたのが、兜町の株式仲買店。ここで10代を過ごし、自ら相場を張った金で、「読書、映画、観劇にはげみ、登山や旅行を楽しみ、剣術道場にも足を運ぶ一方、諸方を食べ歩いたうえ、吉原で遊蕩にふけるなどした」というから相場の才能はあったのだろう。
これまで読んだことが無かったのだけど、興味を持った。