2011年05月30日
イギリスの鉄道

土曜日の昨日、Middlesbroughを後にし、汽車(ディーゼル)でLondon King's Cross駅(KGX)へ。
・・・のはずだったが、出発して30分、Yorkで「降りてください」となった。ポイント故障か何かでダイアが乱れているらしい。わざわざKGXへの直行便を選んだのに全く意味がなかった。
YorkはLondonよりさらに北にあるため、天気が悪いとこの時期でも寒い。東京で言えば、3月初め位の感覚か。ホームで同じく汽車を放り出されたロンドン方面行きの乗客と待っていると北風がびゅうびゅう吹いてくる。
凍えながら待つこと1時間、やっと次の経由地Sheffield行きの汽車がやってきたが、元々満席のところに、先ほど放り出された乗客が殺到し、列車はたちまち東京のラッシュ時並の混雑となった。諦めて、乗るのを諦めた人も多数。
感心したのは、乗客が殺気立たないこと。思えば、この国ではいろいろ予測できないことが起こるので、国民がそれに慣れているのかもしれない。「予測できない」ことが予測できているので、「計画通りに行かない」というべきか。日本人の物事が計画通りに行く期待値を99%とすれば、イギリス人のそれは90%くらいではないか。何しろ、切符を買おうとして自動販売機に並んでも動いていないことがしょっちゅうだし、ATMもしかり。
Sheffieldまで約1時間。立ってトイレの前の廊下に並んでいる乗客たちは、冗談を言い合ったり、広いトイレの中に荷物を入れてスペースを増やしたりと次第に「同志的」雰囲気となってくる。流石、「大人の国」。
Sheffieldでまた1時間連絡の汽車を待ち、結局ロンドンに着いたのは、1930。13時に出発して、6時間半掛かった。予定の直行列車では3時間のはずだった。払い戻しは無し。誰も文句を言わなかったのにビックリ。