2011年05月12日

とめられなかった戦争

HI370021
NHK4月からの新番組さかのぼり日本史は「現代から過去へと日本の歴史を1年間かけてさかのぼる番組」

今月のテーマは「昭和 とめられなかった戦争
激動の昭和、なぜ日本は、満州事変、日中戦争、太平洋戦争と戦線を拡大させ、戦争を長期化させていったのか。その歴史をさかのぼりながらたどると、第1次世界大戦で戦勝国になって以来、アメリカやソ連との来るべき戦争に向けて着々と準備を進めてきた日本の主体的な選択を底流にしながら、時代の転換点での戦局の見込み違いや軍部統制・外交戦略の誤算が積み重なって、徐々に追い込まれていった構図が見えてくる。

第一回を見ましたが、太平洋戦争の兵員の死者230万人、民間人の死者50万人に驚愕。しかも、その犠牲者の9割は、戦争末期の1.5年に集中している。いかに無謀な戦闘で無駄に命が奪われたか。おまけに、兵員死者のうち6割は餓死者だという。もう、めちゃくちゃ。

開戦自体避けられれば良かったが、どうして途中で止められなかったのか? 解説の、加藤教授(東京大学大学院)によれば、
・連合国の要求は無条件降伏だったので、「一撃を与えてから、降伏条件を有利にしたい」という願望
・満州国での工業生産は順調で、石炭産出量は1944年7月にピークを向えている。このため、「まだいける」という戦争継続論者が優位に立った。
ということらしい。

言ってみれば、「都合のいい奇跡を期待して現実を見なかった」ということか。現実逃避は個人でも、企業でも、国家でも、様々なレベルで起こる。

shikoku88 at 22:57コメント(0)トラックバック(0) | 映画・TV | 政治 

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