2011年05月03日

失敗の本質

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
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子供たちは経済的に自立してないものの、精神的?に自立し始め、まだ小学生の末娘まで姉たちの影響を受け、一緒に外出したがらない。こうなるととたんに外出が面倒になる。

そんなわけで、この連休も読書三昧。先日の『戦略の本質』に続いて読んだのが、その前編ともいえる『失敗の本質』。日本軍の失敗を組織論的に研究した名著。読み直してみることにした。

戦略上 
1.目的 不明確⇔明確 
2.戦略思考 短期決戦⇔長期決戦 
3.戦略策定 帰納的(Incrimenntal)⇔演繹的(Grand Design) 
4.戦略オプション 狭い(統合戦略の欠如)⇔広い 
5.技術体系 一点豪華主義⇔標準化 
組織上 
6.構造 集団主義(人的ネットワーク・プロセス)⇔構造主義(システム) 
7.統合 属人的統合(人間関係)⇔システムによる統合(タスクフォース) 
8.学習 シングル・ループ⇔ダブル・ループ 
9.評価 動機・プロセス⇔結果 

電球軍隊はきわめて近代的組織であり、合理的に動くはずのものが日本軍においてはそうでなかった。「危機が生じたときは、大東亜戦争で日本軍が露呈した日本軍の組織原理を無批判に導入した現代日本の組織的欠陥を再び表面化する恐れ」とあるが、今回の原発事故対応を見ても、組織的欠点は克服されて無いように見える。短所は長所と表裏一体なので、日本人の特性が変わらない限り無理なのか?


shikoku88 at 09:28│Comments(0) | 仕事

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