2011年04月24日
人災の側面〜驚くほど低い避難率
26000人を超える今回の震災犠牲者の92%は水死だという。つまり、これだけの大地震であったにも拘らず、建物倒壊等で圧死した人は殆ど居なかった。2ヶ月前のNZ地震で、犠牲者の殆どが倒壊した建物による圧死だったのとは対照的だ。
裏を返せば、津波から逃げられていたら、殆どの人は助かったことになる。昔から津波の被害の大きいことで知られる三陸地方だから人々は必至に逃げ、それでも想定を越す津波だったのかと思ったら、驚くべきことに殆どの人は津波警報が出たにも拘らず、「これまでの津波も大したことなかったし、今回も大丈夫だろう」と直前まで逃げてなかったらしい。(『日経トップリーダー』の体験記)
指定された避難所にいち早く逃げた人の殆どは助かった。本当に怖いのは、またしても、人の慢心だった、ということになる。