2011年02月02日

西のGoogle、東のFacebook



以前在籍していたIT企業の元CTOとSeafood Republic銀座店で会食。このTさんは、かってStanford留学中にGoogle創業者のペイジ氏やブリン氏と同じ研究室で机を並べていた仲である。

最近、映画『ソーシャルネットワーク』を見たそうで、その感想は、「あれはいかにもハーバード学生の発想」というもの。私も物語の舞台となるマサチューセッツ州で働いたことがあるので理解できたが、Harvardなど東海岸の名門校では学生が人脈作りに皆熱心。

従って、Ivy League校の人脈作りを、そのままインターネット上に展開したものがFacebookで、これは「東海岸で出るべくして出たサービス」(会社はシリコンバレーに移っていますが)だということです。

これに対して、Googleの検索の考えは、「優良なサイトが多くリンクをしているサイトはやはり優良だろう」というもの。この考え自体は、1970年代に研究された社会学が源流で、研究論文の引用数による評価も同じ考えに基づいている。Googleは、Webのリンクを分析して重要度を計算する手法を確立したら(Page Rank) 。これは、社会研究と技術両方に強いStanfordだからこそ出来たサービスだといえる。

同じ西海岸でも、UC Berkeleyは純粋に技術を追い求めるらしい。確かに、半導体の回路シュミレーションに使われるSPICEも1973年にバークレーで開発されたのが、未だに使われていますね。これだけ技術変化の激しい業界で珍しいことです。一方、サブカルチャーの強いSFにありながら、一般社会に影響を与えるような大学ベンチャーは出てこない。同じ西海岸の名門校でも、こういった違いがあるようです。(CalTechはどうなんだろう?)



shikoku88 at 06:36│Comments(0)TrackBack(0)映画・TV | 飲食店

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字