2011年01月30日
逆説の日本史

逆説の日本史(11)戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎 (小学館文庫)
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高校の頃、歴史は好きではなかった。年号や人名を覚えるのが苦手で、無味乾燥に感じていた。広い世界に憧れていた田舎の少年には地理の方が面白かった。
歴史に興味を持ち始めたのは、社会人になって司馬遼太郎の小説仕立てのものや、特定のテーマについて深く掘り下げられた本を読み始めてから。
週末読んだこの本には、目から鱗、の思い。確かにそう考えれば合点がいく、という話が満載。逆になぜ、今までそういう発想がなかったのか?
これこそ、筆者の言う「従来の歴史学界の三大欠陥」、即ち、「権威主義、史料至上主義、呪術観の無視」なのだろう。
・卑弥呼は天照大神だった
・日本人の「わ」の精神のルーツ
・出雲大社はオオクニヌシノミコトの怨霊を封印するために建てられた「霊魂の牢獄」
など。その中で出てくる、西洋文明との対比も興味深い。
今後シリーズを読んでいくのが楽しみ。