2011年01月27日
元気奪った会社制度改革の失敗

25日の産経新聞「正論」に神戸大学の加護野教授の論説が載っていた。
日本企業の元気のなさを、ここ数年の会社制度改革の失敗のせいだとしている。
1.株主代表訴訟
経営者が代表訴訟を恐れてリスク回避
2.四半期決算制度
短期的視野を助長
3.時価会計制度
デフレ化では企業が減損を恐れて投資しなくなる
4.内部統制制度
長期雇用と内部昇進が行われている日本の企業では、このような統制制度は不要であるばかりか、企業を硬直化
何れも「なるほど」と思う。ただ、1と2は欧米で一般化しており、だからと言って、米国企業がリスク回避ばかりしていたり、長期的視野がない、とはいえないだろう。
1&2の導入で海外を含めた投資家の資金を呼び込もうとする会社があってもいいし、1はともかく四半期決算については、「うちは長期の結果で勝負する」として導入しない会社があってもいいのではないか。