2011年01月19日

メンタルヘルス

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LBSヘルスケア部会開催。プレゼンしたのは、「産業医とコンサルティングサービスを組み合わせた新しいサービスを提供」するELIXIAの上村さん。

MBA留学前は日本で臨床医をしていた。ここ10年くらいで、医師でありながらMBAとか、弁護士でありながらMBAという人がまだ少数ではあるものの、徐々に増えてきた。

この分科会はこれまで業界関係者のみで行ってきたが、今回は「企業での精神衛生管理」ということで、関心のある卒業生に開放。結果、各企業で経営する立場にある卒業生も参加。

何らかの精神疾患を発症し、仕事に支障をきたしている従業員は就業者の5%くらいになるという。この数が近年急速に増えており、従来型の鬱が40代以降の真面目な中年男性に多いのに対し、所謂「新型鬱」は20代に多い。会社にくると調子が悪いのだが、遊ぶのは平気、ということで周囲からは「怠け病」と見なされ、放って置くと「なぜ会社はあんな人を放置し、自分には負担を求めるのか」と他の従業員のモラルダウンに繋がる。主要な原因は、本人の育った環境にあることが多く、過保護で育ったため、挫折の経験がなく、ちょっとしたことを乗り越えられないようだ。

企業側から見た防衛措置としては、

・発症リスクの高い人を採用しないように面接段階での産業医を交えたスクリーニング

・専門家に直ぐ相談できる体制

・休職した場合、復職前に専門の産業医にも再発可能性がないか確認できるよう就業規則の改正

がポイントのようだ。

企業側が本格的に防衛措置を採るようになれば、既に5%の失業率が10%異常に跳ね上がるのは間違いない。今の教育制度、現場での運用状況、社会規範は新型鬱を量産する体制になっていて、本人にとっても人間として成長できる機会を制限されているし、国家競争力上も重大問題だ。



shikoku88 at 08:15コメント(0)トラックバック(0) | LBS同窓会 | 仕事 

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