2010年10月29日
大卒内定率7割

このところ新聞をにぎわしているのが、就職率。なんでも、大卒の内定率が7割しかなく、10年前の「就職氷河期」並みらしい。
残念ながら、この状況は続く、と予想する。
まず、就職率を諸外国と比べると日本はこれでも高い。経済成長に沸く中国で3割、サムソン一社で日本の家電メーカー全社合わせたより利益を出している韓国で5割、欧米も5-7割だ。
高度成長と、日本企業の新卒定期採用偏重に支えられ、就職率は高位に推移したが、「低成長が当たり前で、時々マイナス成長」となった今、かってのような大量採用の復活はありえないだろう。あるとすれば、大量退職を前提とした企業だけだ。
その一方で、大学進学率が53%にもなり、しかも、その教育水準が極めて低い。企業にとって見れば、3割くらいの学生は是非欲しく、4割くらいはマア良くて、残り3割は「要らない」ということだろう。使えない日本人より、使える外国人の方がいい、ということもあるだろう。あるいは、今後の採用は海外で、ということかもしれない。
学生100人が100人とも会社勤めに向いている、というのは考えてみればあり得ない。そのほうが不自然というものだろう。
会社勤めだけが「就職」じゃないので、他の道を探すことも必要。私の周りにも、高卒や大卒で飲食店でのバイトから今では10店舗以上の飲食店を経営する人が何人か居る。