2010年10月30日
報酬委員会の重要性

昨晩「ベンチャーキャピタル活用法」セミナー参加。
パネラーは、GCPの投資担当者2人と、2人が担当する投資先の経営者2人。
GCPは日本では珍しい独立系VCであり、かつ、一件当たりの投資額が1-10億円と比較的大きく、常にリードを取って経営に積極的に関与することで知られている。投資先は、ITとそれを使ったサービス会社が多い。
投資部員も、金融系VCが親会社である銀行や証券会社出身者中心であるのに対し、コンサル出身の中途採用者が多い。
だからなのか、投資仮説の構築と、それに沿った会社ステージに応じた経営指導が上手いと思う。1号ファンドはワークスアプリケーションズ等の成功で元本の8倍に。2号ファンドはまだ満期になってないが、投資リターンが100倍を超えたGREEの大成功などで、これも良いリターンとなっている。
昨日の話しでは、投資先で注意していることは、「投資仮説に基づいた行動が取れているかどうか」と「仮説そのものが間違っていないか」の二つだけだ、という。
面白かったのは、「報酬委員会」の役割。私も、投資先の社外取締役として、常勤取締役の報酬を決める報酬委員会のメンバーとなったことがあった。これは、成長中期に入った会社には是非必要だと思う。社員の評価は上司や経営陣が行うわけだが、経営陣の評価を適切に行い、叱咤激励しなければ経営者としての成長は望むべくも無い。
自分で自分の報酬を決めていた経営陣にとっても、第三者が客観的に評価してくれることは、ある意味「楽」であるし、時には厳しい査定に発奮するようだ。