2010年07月13日
LAOX

ラオックス代表取締役の羅社長の講演があった。
羅社長は上海の出身で、1989年に来日。92年に中国語書籍の貸本店「中文書店」と、同新聞「中文導報」創刊。95年に中文産業を設立。2009年にそれまで10期連続の赤字で倒産の危機にあった老舗家電量販店のラオックス(東証2部)を買収し、一躍有名になった。
買収資金を出したのは、中国最大手の家電量販店である蘇寧電器(ソネイデンキ)。その時価総額は約1兆円で、ヤマダ電機(6000億円)の倍近くある。売上高は逆に、ヤマダ電機が2兆円で、蘇寧電器は8000億円位。PERで比べると、ヤマダ電機のx10に対して、蘇寧電器はx26。国自体の勢いの差だろう。
中国の家電市場は、急成長中。蘇寧電器含め、家電量販店と言うのは日本の百貨店ビジネスに近く、店を所有しているだけで、そこに商品を置いて販売しているのは各メーカーの社員らしい。現在はこれでも売れるからいいが、将来競争が激しくなれば、日本のような商品知識の豊富な定員による丁寧な接客と、顧客本位の品揃えが求められるはずで、ラオックス買収はその布石でもあるという。
羅社長も、「日本の企業は、日本企業と言うだけで割安になっている場合がある」ということで、情けない話である。
