2009年02月02日
どっこい死なない投資家
今晩のNスペは世界自動車危機。
「危機」というけど、次に来るべき自動車産業の未来を見越し着々と手を打っている人も出演。
その人、Wilbur Ross氏。底値で買う「ハゲタカ投資家」あるいは「再生王」として有名。2000年に大阪で幸福銀行(2004年に関西銀行と合併し現在「関西アーバン銀行」)、2001年には大和SMBCとの合弁でやはり破綻した日興電機工業を買収しており日本でも活発に活動。
自動車業界に対する現在の戦略は、電気自動車になっても需要が変わらないと思われる内装材とバンパーなどの部品メーカーを世界中で買収することらしい。これまで部品メーカーは完成車メーカーの系列が多く、安定した受注がある代わり、大きく儲けさせてくれることも無かった。
今回の経済危機で、完成車メーカーには系列部品メーカーを支える余裕がなくなっており、保有株式を手放すケースも続出するだろう。これを、世界規模で買って同じグループにすれば、交渉力も強まり、独自の開発、製造コスト低減にも有利。単純だけど、有効な戦略だ。
普通ならここで電気自動車実用化のカギといわれる蓄電池メーカー(Panasonic、NEC、日立)などに注目するのだろうが、これらは専門メーカーでもないし、誰でも注目するものは安くは買えない。しかも技術開発に今後も投資が必要とされる。
これにたいし、既に「枯れた」技術の内装品などのメーカーを安く買い集める。今回登場したのは2006年に三ツ星ベルトから買収した三ツ星化成。
流石、大物投資家。
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1. 三ツ星化成 [ れいなの日記 ] 2009年02月04日 01:31
会社名の由来で変わっているものを教えてください。 会社名の由来で変わっているもの...