2009年01月29日
好況よし、不況なおよし
昨晩は宇和島泊まりで、今朝、前回同様、朝起きて宇和島城に登る。良い天気。
今回は珍しくレンタカーを自分で運転して回っている。昼前に松山到着。松山でも投資先を訪問した後、車を返しに行く。
レンタカーなので帰す前にガソリンを満タンにするが、二日間で288km走行し、17.6L。リッター16km。半分が高速だったとはいえ、最近のコンパクトカーの燃費のよさを実感。ちなみにこのデミオ、10・15モード値は21km/lである。(1.3L/AT)
今回の不況になって、松下幸之助の「好況よし、不況なおよし」という言葉をよく目にするようになったが、車の燃費改善も一昨年から昨年に掛けての燃料高で一気に改善された。
「なんだ、やればできたのに」という感じだが、やはりこうなるには異常な燃料高が必要だったわけだ。
「100年に一度」が掛け声みたいになっているが、日本だけとってみればつい6年前の2003年もほぼ同様の状況だった。バブル崩壊後も圧倒的な企業格差がついたが、今回、またつくだろう。シッカリした会社は市場が回復したときを見据え着々と手を打っている。
一方、好況時に調子に乗って高価な社用車を買ってみたり、分不相応な本社を建てて資金を蓄積しなかったところは手を打とうにも打てない。松下幸之助のもう一つの有名な経営論「ダム経営」を思い出す。
やはり、マスコミがあおっているだけの「100年に一度」ではなく、大恐慌と、世界の半分を相手にした太平洋戦争と、その後の混乱を乗り切った経営者の言うことは違う。