2008年10月09日
東京工業大学MOT

二日続けて大学でのセミナー。今日は東京工業大学MOT。
大岡山キャンパスに行くのは初めて。家から意外と近い。急行で目黒から行ったら、娘の通う小山台の次の駅だった。
今回のテーマは「リスクを取る!」
JAFCO先輩の村口さん他、エルピーダメモリの坂本社長、元産業再生機構COOの冨山さん、(私は良く知らなかったが)政策研究大学院大学の黒川教授という豪華講師陣。これが無料で聞けるのは大学ならでは。
さぞや聴講者が殺到するのかと思っていたら、宣伝不足なのか、それとも「リスク」という言葉にネガティブに反応してしまったのか、席は半分も埋まっていない。本来、学生向けの企画なのだろうが、肝心の学生に至っては殆ど見かけなかった。
学生からの報告があって、東工大での就職先を見ても大企業志向が強まっているとか。これに対して、パネルディスカッションの際、各講師が「大企業なんか行ってもやりたいことなど出来ない」と盛んに言うのだが、果たしてこれはどうか?
確かに社内調整で取られる時間は通常大企業は多いだろう。しかし、それを必要以上に長くならないよう工夫をしている大企業はあるし、結局はそういったところが成長している大企業である確率が高い。一方、小さいからといって好きな仕事が出来るとは限らないし、むしろ、ワンマン体制の中で待遇が悪いうえに好きな仕事もさせてもらえない、ということは十分ありえる。(ま、新入社員なんだから四の五の言わず、まずは与えられた仕事に挑戦したほうがいいが)
就職する学生にアドバイスを、と求められれば、私なら「他の条件が同じなら、伸びている会社がいい」と言うだろう。それも一時的でなく、継続して伸びている会社には何らかの「良い伝統・社風」があることが多い。さらに、伸びている会社は活躍できる場が与えられる可能性が高い。そういう会社は継続して伸びているがゆえに業界第一位であることも多い。
私はベンチャーを支援する立場なので、ベンチャーを薦めるべきなのだろうが、新入社員を受け入れ育てられる体制を持っているベンチャーが少ないのも確かだ。