2008年07月03日
ベンチャー・プライベート・カンファレンス
今朝帰国しました。LHRの混雑で40分遅れで到着。BAはT5になってターミナルはよくなりましたが、滑走路自体は増えてないので飛行機の混雑は相変わらずですね。
一旦家に戻って荷物だけ置いて、即慶応大学で開かれているベンチャー・プライベート・カンファレンスへ。今回で16回になるとか。年2回なので8年!ベンチャーの定点観測、という意味で恒例になってきました。
今日の目玉は、「ベンチャーキャピタリストが語り合うII」。好評だった前回と同じ東京大学エッジキャピタルの郷治社長、九州ベンチャーパートナーズの水口取締役、インフィニティ・ベンチャーズの小林代表に、司会のNTVP村口さんという顔ぶれです。
共通の問題点として、
・IPO市場の不振
・ファンドパフォーマンスの低迷
・M&AによるEXITの模索
・海外投資や海外資金導入の可能性
が話題になっていました。
印象に残ったのは、「日本はまだ経済大国だと思っているのではないか」という発言です。統計の上では日本はまだGDP世界2位かもしれませんが、購買力平価では10年前に既に中国に抜かれ、また一人当たりGDP(=平均年収)はOECD加盟国の中で下1/3位までに落ちています。
本来であれば、政治的大問題になっていなければいけないはずですが、国が未来から借金することで今の国民に苦労をさせない、という政策に結果的になっているため、国民に実感がありません。
この状態が永久に続くのであれば悪い話ではないですが、経済原則から言ってもそれはないでしょう。
本当の危機が訪れたとき、この国はどう対処するのでしょうか?