2008年05月01日
AIM
ロンドン証券取引所AIMへの上場コンサルティングを手掛けている証券会社が来社。
既に5社と契約しているとか。日本の新興市場低迷に伴いAIM上場への関心は高まっているようだ。あれだけのコストをかけて、あれだけしか資金調達できないなら意味ないものね。上場企業が増えるに従い、そのステータスもかってほどではないし。
現在AIMに上場している日本企業は2社。
2006年に日本企業第一号として上場したセキュアデザインの業績はその後低迷している。今年1月に上場したばかりのJapan Leisure Hotels(JLH)はラブホテル投資ファンド。不動産投資目的なのでREITともいえる。
AIMの最大の売り文句は、上場スピードとその確実性。日本では最低2年間の準備が必要だが、AIMでは過去にさかのぼっての監査も認められており、審査は3-6ヶ月で終了する。
よく知られたとおり、AIMではNormadといわれる証券取引所に登録された機関が審査他上場に関する一元的な責任を持つ。Normadが3カ月ほどの審査で上場を引受けるかどうかの最終判断を出すため、引受証券会社の審査後さらに証券取引所の審査が行われ、延々と費用をかけた上、認められなかった、というリスクが少ない。
それにしても、儲かった時は誉めないのに、損した時は取引所のせい、監査法人のせいにして非難するのは良くない。おかげでせっかく進みつつあったベンチャー企業のための資本市場があっというまに機能不全に陥った。
「角を矯めて牛を殺」してしまっている。