2008年01月20日

貯めるな、使え!4

大前流心理経済学 貯めるな使え!
大前流心理経済学 貯めるな使え!

コスモ証券主催の「新春スペシャルセミナー」に参加。流石、人気の大前研一、セミナーは受付開始後直ぐに満員御礼となった。私はコスモ証券とお取引のある会社から余りの招待券を譲っていただいた。

それで、内容だけれど、40年間に渡って海外を隅々まで回っているだけあって、ロシア、東欧、オーストラリア、中国、シンガポールなどなど現地で集めた情報を縦横無尽に駆使してあきさせない。これを原稿もなしに90分やるのだから凄いものだ。

私が今日印象に残ったのは3つ。

1.台湾
中国企業の経営を支えているのは実は台湾。2200万人の住民のうち約1割が中国大陸で働いている。中国は共産党下で服従させるための教育が永らく行われていたためマネージャーが居ない。一方、経済開放された後の有能な若者は一人っ子政策と急激な需要増で引く手あまたのため、経験不足なのに付け上がっている。この経営者、経営管理者の不足を補っているのが台湾人。台湾企業は日本から部品と製造設備を買い、人件費の安い中国で製造し、欧米で高く売る、というビジネスモデルを作っている。

2.農場の値段=石油の値段
とうもろこしをエタノールにして燃料にするようになったので、石油が上がるということはとうもろこしの値段が上がり、ひいては農場が上がる、ということになる。既に目鼻の聞く欧米のファンドが3年前からブラジルやウクライナの農場を買い上げた結果、農場の値段が急騰した。

3.死ぬときが一番リッチな日本人
年金の3割は貯蓄に回っており、日本人は死ぬ瞬間が一番お金持ち。こうして貯められた1500兆円の個人金融資産が一部でも消費に回れば景気はいっぺんでよくなる。年金も保険も在って本来貯金など必要の無い老人にお金を使ってもらう政策が必要。


shikoku88 at 17:42│Comments(0) | 経済

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