2008年01月13日
みんなでじり貧になるのか?
御手洗冨士夫「強いニッポン」 (朝日新書)
このところ「失われた10年」どころか、永遠に失われかねないような日本経済の状況について識者からの警告が相次いでいる。
「日本で「再チャレンジだ」「格差是正だ」と言いながらニートやフリーターを救うことに注力して、優秀な人材育成を怠っている間に、世界ではどんどん優秀な人材が育ってくるだろう。そうなってしまったら、企業が日本を捨てる日は遠くない。 」 格差是正はばらまき行政につながる 大前研一
「格差を認め流動性の高い社会に」 NBonline 12月21日 宮内義彦 オリックス会長
「拝金主義を非難する声もあるが、実際の日本経済は『カネを稼ぐこともできない国」になりつつある。」 日本経済新聞1月8日 p27 冨山和彦 経営共創基盤代表取締役
「競争をやめてみんなでじり貧になるのではどうしようもない。成長あっての分配。」 日本経済新聞1月10日 p5 松本大 マネックス証券社長
私はまだ読んでないが、御手洗冨士夫「強いニッポン」も同様の主張らしい。大前研一に言わせると今の日本は「内向き、下向き、後ろ向き」に陥ってしまっていると言う。
彼らの国際的視野に及ぶべくも無いが、海外の友人を訪問したり、日本であったり(今週はロンドンから来るポーランド人とニューデリーから来るインド同窓生と会う)しているとその違いを実感せざるをえない。