2005年07月11日
予算編成ゲーム
友人の出しているメルマガによれば、財務省が同省のホームページ上に「予算編成ゲーム〜財務大臣になって予算を作ろう」の掲載を始めたらしい。財政再建を身近に感じてもらうのが目的で、利用者は「年金」や「医療」などの歳出項目と、歳入の「税制改革」について増減の割合を打ち込む。
予算編成を終了すると、「赤字拡大」「赤字縮小」「黒字化」のいずれかの結果が示され、国の一般会計の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の変化が棒グラフで表示される。
http://www.mof.go.jp/zaisei/game.html
私も早速やってみたが、結構面白い。80兆円の支出のうち、既に20兆円が国債の返済に使われており、実際に役に立っているのは約60兆円。最大の支出項目は16兆円を占める地方交付税交付金だ。
一回目の挑戦は、惜しくも黒字化ならず。
「景気回復なければ、財政健全化もない。どんどん使ってまず景気回復を図るべき。」とする経済学者も多いけど、ビジネスマンとしては赤字=悪という考えが染み付いているので、昨日見たNHKスペシャル「ゴーンチルドレン」じゃないけど、歳入増ならびに歳出減を図りたくなる。
日本は青年期は過ぎ、壮年期に入っているので、国が先行投資をしても回収が難しい局面になっていると思う。
景気回復のために財政出動を!と言っても、既に金融は緩みきっているから、才覚のある企業は勝手にドンドン儲けている。この環境でダメな企業は、いつまでたってもダメでは?政府に出来るのはやる気のある企業の邪魔をしない事だけだ。
資本主義の一番いい点は、非効率な企業が自然とつぶれていく点にある。この仕組みが適者生存という自然の法則、あるいはエコシステムに似通っているために、未だこれを上回る仕組みが出てきてないと思うのだ。
写真:日産はゴーン改革成功。果たして日本は?