2011年02月
2011年02月28日
2011年02月27日
フラッシュマーケティングの使い方

正月に大きなニュースになったグルーポンの「スカスカお節事件」。今度は、たい焼きやが「これでは店が潰れる」と1300枚を使用停止にする事態に。
一連の問題は、�^属廚奮犯虜�に頼ろうとする店側の責任と、�⊆�分の成績のため無理な営業をするフラッシュマーケティング企業、双方の問題だ。
米国発のGROUPONに代表される割引クーポンサイト運営企業は、クーポン販売額の半分を取る仕組み。例えば、5000円のコース料理が半額の2500円で売り出されていれば、さらにその半分の1250円が運営企業の売上になる。クーポンが1000枚売れれば、125万円の売上。
当然、営業マンは沢山売ろうと必死で営業する。問題なのは、店側も、新たな広告宣伝手段であるフラッシュマーケティングに慣れておらず、ともすれば、営業マンの言うとおりに、よく考えもせず、過大な申し込みをしてしまうこと。使用日や、使用時間帯に制限を付けておかなければ、小さな店ではこなしきれなくなる。
今日、クーポンの使用期限が迫ってきたので娘とその友達を連れて行ったクレープ屋は、その点うまい使い方をしていた。
代官山の駅近くで、天気のいい週末の日、人通りは多い。しかし、行ったとき店内に客は居なかった。4人分を注文し、丁度4席で一杯になる店内で待つ。外を通る人が店内を覗き込み、我々が居るのを確認すると一人、また一人と注文。我々のクレープが出来るまでの5分ほどに、あっという間に5人が注文。我々が店内で食べている間にも、次々と客が入ってきて店の外に行列が出来る始末。
クレープのような嗜好品は、「食べよう」と決めて予約をして食べに行くようなものではないので、如何に衝動買いさせるかだと思うが、衝動買いするかどうかの大きな要素は「店内に客が居るかどうか」だ。
マーケティング理論で言うと、
Attention:看板に目が留まる
Interest:店内を覗くと客が居る 「客が居るなら悪い店ではなさそうだ」
Desire:店に近ずくと甘いいい匂いに惹かれる←これもクレープを焼いてなければ匂いが出ない!
Memory:(今回は衝動買い商品なので不要)
Action:購買
という感じ。
クーポン対象商品もうまく考えてあって、通常のクレープを「フランス産バター」でアップグレード、組み合わせ可能な飲み物は紅茶かハーブティーで本来店のお奨めであるコーヒーはダメ。明らかに、一番、店側の粗利が高く、おそらく、定価の1/4であっても原価割れしてないと見た。
儲けもないが、これで一般客がドンドン入ってきてくれれば十分な効果。当たり前だが、どんな販促ツールも使う店次第。一方、云わば、「さくら」に使われたクーポン利用者はリピータにはなりそうにない。
2011年02月26日
太陽フレア

なるほど、今回の中東での騒乱もこれのせい?
マヤ暦が2013年で終わるのも「太陽フレアによる世界破壊」という説もあります。
ノストラダムスの大予言はハズレましたが(尤も、あれは著者五島勉による「小説」であり、そもそもノストラダムスがそんなことを言ったわけではないらしい)、こちらの方が根拠があります。
2011年02月25日
サザエさん視聴率19週連続20%超え
昨年10月から視聴率が20%を超え続け、19回も続くのは10年ぶりらしい。ということは、前回はITバブルが崩壊した2001年。最近では、20%超えは2008年に7回。2009年に14回。2010年には24回
今年はどこまで記録が伸びるのか? それとも、株価回復で後半視聴率が下がるか?
2011年02月24日
47プロジェクト
2003年に経営危機に陥り、税金や銀行への支払いなど止められるものは止めてしまい、本業の立て直しに奔走。2004年に投資家が現れ、再び成長路線へ。
47プロジェクトなる、「全国47都道府県に因んだ出店」を進めている。最初に出したのは、安田社長の出身地「秋田」に因んだ、『なまはげ』。たまに、女性をしつこく追いかけてクレームになる「エロなまはげ」が居て困るとか。(笑)
事業再生の秘訣は、
1.バカ正直
2.失敗の原因が明確(安田社長の場合は「仕事してなかった」)
3.先のビジョン(再び成長戦略が描ける)
4.マメでしつこい
ということでした。
2011年02月23日
農工大・多摩小金井ベンチャーポート

中小企業基盤整備機構という如何にも役所らしい名前の独立行政法人に、JAFCOの先輩が転職。そこで、やはりJAFCO出身で独立された公認会計士の先輩がセミナーを行うことになり、他に転職された先輩方も集まるというので参加。中には、もう10年くらい会ってない方も居て、懐かしくなった。
その後、懇親会。場所が遠かったせいか、帰りの電車で乗り過ごしてしまう。目が覚めた場所は横浜。![]()
2011年02月22日
讃岐うどん地域ブランド力連続首位!

讃岐うどんが、地域ブランド力調査(日経リサーチ)の総合ランキング部門で前回(2008年)に引き続きトップになったようです。四国では、愛媛みかんが19位、土佐のカツオが28位、ということで「讃岐うどん」がぶっちぎり
そのメリットは十分に活かされてないようで、統計で見る限り、この5年間GDPは停滞しています。ま、「一杯200円のうどんをいくら食べてもらっても、たかが知れている」という話です。メディアの力は恐ろしく、本や雑誌で取り上げられたところだけが、激混み
問題は、うどんをきっかけに来てもらった人に、如何に他の魅力も知ってもらい、滞在してお金を使って貰えるか。瀬戸大橋が出来たり、四国内の高速道路整備で、京阪神から来る人まで「うどんを食べて日帰り」が常識にになってます。
2011年02月21日
2011年02月20日
すべては一杯のコーヒーから

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)
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昨年の参院選でみんなの党から立候補し、現在は国会議員となった松田公太氏によるタリーズ・コーヒーの起業物語。単行本は2002年に出版され話題となり、2005年にその後の3年分の一章を書き加えて文庫版で出版されている。
これから起業を目指す人にとって必読の書。「起業とはどういうことで、どんな心構えが必要か」教えてくれる。ノウハウ本ではなく、起業に最も必要な「覚悟」を物語として学べるので、腑に落ちる。この10年間に日本で出版された起業本で最もよいのではないか。
重要だと思った点:
�ヽこ安慮�
氏は5-8歳をアフリカのセネガルで、その後1.5年間だけ東京で過ごした後、再び、10-17歳まで今度はアメリカで過ごしている。幼少期・青春期と海外で過ごしたことは、氏の人格形成に大きな影響を及ぼしたはずだ。アイデンティティの確立が早く、「自分が何をしたいのか」考えたことも早かった。米国で自然に起業家精神にも触れている。
��体育会系
中高と米国でサッカーで活躍。筑波大学では体育会アメフト部。起業するには、体力が重要。体力がないと多忙な中で、正しい判断が出来なくなる。
�3亳�
三和銀行で働き始めたときから、将来の起業を意識し、「給与の5倍稼ぐ」ことを自らノルマとして科していた。また、そのために新規開拓営業を希望している。「看板」があるときにその位稼げないようでは、起業はおぼつかない。
�げ搬欧了�
新入社員時代に 21歳 の弟を難病で亡くしている。異文化の中で兄弟2人で育った兄弟愛は強そうだ。起業後には「絶対にうまくいくから」と起業を応援してくれたお母さんをガンで亡くしている。これが、持ち前の「覚悟」をさらに強固にさせたことは想像に難くない。
�セ廚す�み
起業には、ある種、異常な思い込みが必要。これは、「絶対うまくいく」という根拠の無い自信であったり、常人には突拍子も無く思われる「夢」であったりする。
ちなみに、本書で「パートナーのミッキー」とされる共同創業した三和銀行の元同期が、創業まもなく退職する場面がある。この経緯について、中澤美貴氏本人が「事実と違う」として自らのblogに「タリーズコーヒー創業秘話 すべては一つの作り話から」として公開している。
これを読むと驚愕で、瑣末なところはどうでもいいとして、タリーズ本社社長との初面談など大事な部分も「捏造」と指摘されている。
事実はどうだったのか?
ここからは私の推測だが、内容の細かさから言って、中澤氏の主張の方が事実だろうと思う。同じことを経験しても、感じ方はそれぞれ違うし、人間の記憶はあてにならず、時が経つにつれ都合のいいように改変してしまう。ついには、自分でもそれが本当だと思い込んでしまうことすらある。
起業家とは、思い込みの激しい(それも大抵、自分に都合良く!)人であることが多く、松田氏もそうである可能性は大いにある。それに振り回される周りの人間は大変なのだが、夢の実現に向け邁進している人は、「それがどうした」程度にしか思われないのもまた事実なのだ。そして、それがますます周囲をいらだたせる。業績が良い時はいいのだが、不振になるとそうした不満が表面化する。
2011年02月19日
2011年02月18日
都知事選にワタミ・渡辺氏立候補

これには期待ですね。
心配なのは、記事にもある通り、特に「都知事選は人気投票」であり、政策があるからとか、実績があるから、とかでなく、「人気者」が通ってしまうことです。
私が過去に衝撃を受けたのは、大前研一氏が立候補した1995年の都知事選。大前氏と言えば、世界の一流企業が何億円も払ってコンサルティングを頼む、ビジネスマンにとっては憧れの人。立候補に当たって示した政策案も「事業計画」と言えるほど精緻で、独自性のあるものでした。
その大前氏が50万票も取れず、「都政をひっくり返す」とだけしか言わず、何ら具体的な政策も示さなかった青島幸男氏に完敗
実力派経営者は、特に創業時苦労してますし、人一倍努力しているので、他人に対し「努力が足りない」となりがち。有権者は「上から目線」で言われるのは嫌でしょうから、この点は気をつけないといけませんね。渡辺候補はサービス業の出身なので、その点は「能ある鷹は爪を隠す」で上手くやってくれることを期待します。
2011年02月17日
資源再生事業6・5兆円 効果「ゼロ」
「下水汚泥や生ごみ、間伐材など燃料や堆肥、素材として再生可能なバイオマス(生物資源)をめぐり、総務省行政評価局は15日、国が平成20年度までの6年間に実施した214事業について、地球温暖化防止など期待される効果が出ている事業を「皆無」と判定、農林水産省など関係6省に改善を勧告した。」
6.5兆円がゼロですか
自分で責任取らない(とれない)人たちに金を使わせてはいけません。
2011年02月16日
それをいうのはヤボ

今回の八百長相撲騒動で、初めて、「八百長」の由来を知りましたが、明治時代の実在人物、八百屋の長兵衛さんから来ているんですね。
さて、今回の騒動に関し、いろいろな人がイロイロなことを言っています。印象強かったのは、
石原知事「今さら大騒ぎするのは片腹痛い。私の知っているかぎり相撲はそういうもの。昔から当たり前のこととしてあった」
やくみつる(漫画家で昨年まで相撲協会外部委員)「これほどの物証が出た以上、もう観念するしかない。八百長の話は以前からあり、見ていて『おやっ』と思う取組もあったが、ファンはそれもひっくるめて楽しんでいた。相撲には興行という側面もあるから、それ(八百長)をいうのはやぼという気持ちだった。」
ですね。よく見ている人は判りますよね。
でも、あのメールでのやり取りには、伝統も無ければ品も無い。あるのは単なる打算と、外部の目を忘れた内向きの甘えだけ。一から出直すしかない。
2011年02月14日
ところで自民党本部・・・

先週、石破政務調査会長の話に納得したことは書いた。その一方で、自民党本部の印象は、建物が古いのは仕方ないにしても、薄汚れた印象(失礼!)。壁紙が(おそらく)煙草のヤニで汚れているせいだと思うのだが、何年変えてないのだろう。
実際、本部内で行われた懇親会では、殆どたばこを吸う人の居ない参加者の中で(その早朝勉強会の参加者で喫煙率は1割以下と思われる)、議員の皆さんは当たり前のように喫煙していた。「今どき・・・」である。健康増進法は平成15年に自民党政権下で施行されているが、自民党の主流は無関心?
この辺り、保守本流はいいのだけど、「時代に感覚がついて行ってない」印象を免れない。あれでは、政権復帰は難しいのでは。
2011年02月13日
Japan finds there is more to life than growth

チョット古いのですが、一月前のFTの記事。
「経済成長よりももっと大切なことが人生にはある」ということで、日本人は「これでいいじゃないか」という雰囲気になっている、という報道です。確かに、この生活水準が維持できれば問題ないんですが、問題は、この生活水準は末来からの借金で成り立っている、ということですね。
ご存知の通り、国家予算の半分以上が借入、という状況。国債の消化には、郵貯や銀行の預金が使われています。預金が国債購入に使えるのも、後2年ほど。そこから先は海外投資家に買ってもらうか、日銀の直接引き受けしかないでしょう。
そうなれば、今の金利で収まるわけは無く、あっという間にハイパーインフレを引き起こす可能性があります。円は暴落し、石油や鉄鉱石、食料などの輸入品が暴騰。政府は緊縮財政を強いられ、一気に予算を半減。そうなれば、生活水準は数十年前のレベルに戻ってしまう。
こうなってからでは遅い
2011年02月12日
2011年02月11日
石破茂・政務調査会長
自由民主党中央政治大学院というのがあり、ここが党役員が講師を務める「まなびプロジェクト」なるものを実施している。異業種勉強会や大学(院)ゼミ・研究室が申し込めることになっている。今週これに参加。
今回、講師をしていただいたのは石破茂・政務調査会長。マスコミへの出演も多い方だが、ナマで話を聞くのは初めて。
石破会長は鳥取県の生まれで、お父さんは県知事、衆議院議員をやっていたので所謂「二世議員」だが、その大変さを傍で見ながら、「政治家だけにはなるまい」と思いながら育ったのだという。その通り、大学卒業後は銀行マンとして過ごしている。ところが、24歳のとき、お父さんが急逝。お父さんの親友だった、田中角栄元首相に呼ばれ、田中から「おまえがあとに出ろ」と強く薦められ、5年後に全国最年少議員(29歳)として衆議院議員となる。
・「地域のために」は地方議員、首長で
・国会議員は外交や国防、National Minimumなど国の仕事に集中
・他国で起こったことは日本でも起こりうる。財政破綻は起こってからでは遅い!
・一台10億円する90式戦車より、1億円で機動力の高い装輪装甲車を揃えるほうがいい
・今年金を貰っている人は掛け金の10倍以上貰えるが、若い人は掛け金の2倍も貰えない(税金補填の上で)。この不公平を是正する必要がある。
などなど、一々納得できる話。
ところで、これは=自民党の政策なんでしょうか?
2011年02月10日
「若者はかわいそう」論のウソ

「若者はかわいそう」論のウソ (扶桑社新書)
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ここ数年、再び、大学生の内定率の低さが話題になっている。それで、「今の若者はかわいそう」という声が上がり、性懲りもなく、「政府は何とかしろ」の大合唱。
昨年出版された本書で、著者は「実はそうではない」のだという。
・大学新卒で正社員として就職する人の数は、バブル期よりも現在の方が2割近く多い
少子化にも関らず、就職する大学生の絶対数は増えている!
・1985年から連綿と続く大学進学率の急上昇(大学数7割増、大学生6割増)
→ホワイトカラー職志望者増加(中小企業や販売・サービス業を志望しない)
・円高でメーカーが生産拠点を海外に移したため、国内のブルーカラー雇用が激減
→雇用世受け皿の中心が、対人折衝が不可避なサービス業に
というわけで、大学生の内定率、あるいは就職率が下がったのは、分子(就職者数)が減ったからではなく、分母(大学生数)が異常に増えたからだとわかる。数が増えても、能力が高く、やる気もある大学生なら、企業を選ばなければ求人はある。ところが実際は、大企業の事務職を選ぶ傾向が強く、なかなか内定が決まらず、ついには就職できない学生が出てくる。
元はといえば、少子化なのに、大学数を増やした行政と、「需要があるから造る」とばかり大学を新設した民間に原因がある。「社会のリーダー養成のための大学」という本来の目的はとっくの昔にくずれているが、幾らなんでも、半数が大学に行く、というのは多すぎるだろう。(注:この表は「大学進学率」であり、卒業数を表していない。欧米は入学後、付いていけない学生をドンドン落第、退学させていくので、卒業できるのは7割程度だと思う。)
結果として、中学生レベルの知識・能力しかない学士があふれることになる。中学生を立派な社会人にすることを企業に求めるのは厳しい。
2011年02月09日
「落第」判定もあり!「議員通信簿」の衝撃

議員通信簿はいい試みですね。
名古屋のトリプル選挙の結果を見ても、如何に市議会に市民が不満を持っているか分かります。市議会議員の場合、殆どは本業を持つパートタイム。名古屋の場合、それで年俸1600万円だったというのだから呆れます。
制度そのものを変える必要がありそうです。
2011年02月08日
Verizon、「iPhone 4」先行予約が初日販売台数の最高記録を更新

米国でのこのニュース、如何にこれまでiPhoneを独占していたAT&Tの通信環境に不満を持っていた人が多かったか、ということですね。
日本でも同様にSBの通信環境に不満を持つ人は多いので、Verizonと同じCDMA通信方式を使うauはiPhone獲得のチャンス
SBと同じ料金にしたら、確実にauに流れますね。おそらく1000円高でも半分はスイッチするのでは? さらに、地方などで、SBのカバー率の低さから、そもそもSBを選択肢に入れてない人が居るので、潜在需要も相当あるように思われます。
それとも、auはAppleによる縛りを嫌って、キャリアの自由度が高いAndroidで勝負か?最近のAndroidは殆ど同じことが出来ますからね。
2011年02月07日
ニッポンの産業空洞化はもう不可避?

企業の経営戦略を決算書から見抜く 「財務諸表」読解入門
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DIAMOND onlineで楽しみにしているのが、早稲田の野口悠紀雄先生と高田直芳会計士の記事。
「超整理法」の野口先生は皆さんおなじみでしょうが、栃木在住の公認会計士・高田先生は余り知られてないのでは? ここ数年、画期的な(と私には思える)財務分析の本を出していて、何冊か読ませてもらっている。
関数が多用されていて、普段数学から遠ざかっている私には苦痛だったりするのだけど、それでも、そのコンセプトの新しさに毎回読ませてもらってます。
今回の「海外比率70%超のソニーが耐えられる円高の限界」も面白いですね。
2011年02月06日
時速500kmでリニアモーターカーの1/9のエネルギー

エアロトレイン面白いですね。時速500kmで走れて、必要なエネルギーはリニアモーターカーの1/9、新幹線の1/3。新幹線は飛行機の5倍のエネルギー効率(東京・大阪間)らしいので、飛行機に比べれば、1/15ということになる。現在、宮崎で実証実験中とか。
風の影響を受けやすいので、トンネルの中がいいみたいですが、丁度、建設中の第二東名なんかこれに利用したらいいのではないでしょうか? 高齢化でドンドン車が減ろうとしているときに、2020年完成なんですよ!
2011年02月05日
個人間レンタカー

車関連でもう一つの話題。
LBSの後輩のアメリカ人がイギリスで個人間レンタカーサービスWhipCarを始めて、急成長している。個人が、自分が所有する車を、ネット予約で他人に貸すというビジネス。(Peer to peer rent a car)
車を貸したい提供者が、好きな時間に好きなレートで、自分の車を希望する利用者に貸し出す事ができる。車の利用者も、車の提供者も入会金等は不要で、サービス提供会社(WhipCar)は、取引が成立したら15%のフィーを取る仕組み。心配される保険については、WhipCarが提供する。
調べてみたら、日本でも「カフォレ」という同様のサービスがあるみたい。うちの近所を検索したところ、まだ登録台数も少ないが、これを資本力のある会社が本格的にやればスグ普及しそう。
2011年02月04日
GT-Rはどうやって作られるか

日本で車を所有したことのない私ですが、田舎育ちで、常に車に囲まれた生活だったので、関心だけは未だにあります。
今週目に留まったのが、日経ビジネスオンラインのフェルディナント・ヤマグチさんのGT-Rの記事。ヤマグチさんには会ったこと無いのですが、これまで読んだことを総合すると、ドイツ生まれで半導体市場調査企業に勤める車好きの中年社員、のようです。
さて、今回レポートされている日産の栃木工場には昔仕事で5回くらい行ったことがあります。FF車を作る追浜工場に対し、FR系の大型車を作るのが栃木工場です。
この記事を読むと、「こういうモノ造りは日本に残さないと」と思いますね。以前書いたように、付加価値の取れないモノづくりは必然的に日本に残れないし、それを税金を投入してまで残すべきでない、と思うんですが、日産は自らの工夫で付加価値の高い車作りをし、それで利益を出しているわけですから。
GT-Rはこれまで輸出されることもなく、世界車好きの中でも知る人ぞ知る日本の隠れた名車だったわけですが、日産がゴーン体制になってから、日産のブランド作りのための世界戦略車として「世界一」を目指して開発された車です。
世界一の車がPorsche、Ferrariの半値で買える、というのはお買い得
2011年02月03日
「唱歌集最大の謎」解明 あおげば尊し、元は米国の曲

卒業式の季節が迫っているが、毎年、この時期になると物議をかもし出すのが、一部の教職員が君が代を歌わない、という問題。と同時に、昔は必ず卒業式に付き物だった「あおげば尊し」も、次第に歌われなくなってきているらしい。
上下関係があらゆる場所で希薄になりつつある現代。学校でも、教師・生徒の関係が友達のようになっているのではないかと心配になる。そういう雰囲気だと、「あおげば尊し」は「合わない」と感じるのは最も。だって、「仰いで」ないのだから。
そんな時、「あおげば尊し」の原曲が見つかった、という報道があった。長年、「唱歌集最大の謎」だったということです。ナント、米国の曲だったんですね。1871年に米国で出版された本に載っていて、それを当時、西洋化を進めていた文部省が日本語歌詞をつけて唱歌集として全国に配ったらしい。
発見者の一橋大名誉教授(英語学・英米民謡)の桜井雅人さん(67)と東京外大で同級生だったという棚橋さんから聞いた話です。
2011年02月02日
西のGoogle、東のFacebook
以前在籍していたIT企業の元CTOとSeafood Republic銀座店で会食。このTさんは、かってStanford留学中にGoogle創業者のペイジ氏やブリン氏と同じ研究室で机を並べていた仲である。
最近、映画『ソーシャルネットワーク』を見たそうで、その感想は、「あれはいかにもハーバード学生の発想」というもの。私も物語の舞台となるマサチューセッツ州で働いたことがあるので理解できたが、Harvardなど東海岸の名門校では学生が人脈作りに皆熱心。
従って、Ivy League校の人脈作りを、そのままインターネット上に展開したものがFacebookで、これは「東海岸で出るべくして出たサービス」(会社はシリコンバレーに移っていますが)だということです。
これに対して、Googleの検索の考えは、「優良なサイトが多くリンクをしているサイトはやはり優良だろう」というもの。この考え自体は、1970年代に研究された社会学が源流で、研究論文の引用数による評価も同じ考えに基づいている。Googleは、Webのリンクを分析して重要度を計算する手法を確立したら(Page Rank) 。これは、社会研究と技術両方に強いStanfordだからこそ出来たサービスだといえる。
同じ西海岸でも、UC Berkeleyは純粋に技術を追い求めるらしい。確かに、半導体の回路シュミレーションに使われるSPICEも1973年にバークレーで開発されたのが、未だに使われていますね。これだけ技術変化の激しい業界で珍しいことです。一方、サブカルチャーの強いSFにありながら、一般社会に影響を与えるような大学ベンチャーは出てこない。同じ西海岸の名門校でも、こういった違いがあるようです。(CalTechはどうなんだろう?)





