2010年12月
2010年12月31日
本年もお世話になりました<m(__)m>

一応、金融機関、ということで例年30日まで会社があり(たまに、休みを取りますが)、昨日も、ガラガラの電車に乗りいつも通り出勤。午前中、大掃除を済ませて、帰宅しました。
当blogも気がつけば、2004年7月の開始から早6年何の宣伝もしてないため、友人しか見てないはずですが、それでも毎日平均して50人くらい読んでくれているようです。
読者がいる、と思うと、書き続けられるもので、今年はナント365日欠かすことなくup。(たまに後からバックデートで埋めた日もありますが・・・)
今年は円高だったのに、なぜか海外からの訪問が多い年でした。
春にロンドンから来たフランス人のLisaに続き、8月にフィンランドの友人一家、長
女の通う都立高校の交換留学でイギリス人の引率の先生(ホームステイ)、メキシコの同級生一家、10-11月はスロベニアからインターンシップでやってきたAna(ホームステイ)、9月から3カ月近く滞在したカナダ人のPinchevsky夫妻は東京を拠点に日本中を旅行していました。
聞けば、LisaとAnaは日本のアニメを見て育ったとかで、秋葉原にもいそいそと出かけては買い物をしていました。これを見て、「やはり、外人観光客は産業になる」と通訳案内士でもある私は思いを新たにしたのでした。
願わくば、高付加価値の旅行に来てもらって、しっかり外貨を使って貰わなければいけません。「外人旅行客を増やそう」というと、すぐ割引券を出して、とか、予算を付けて、とかいう話になるんですが、富裕層にもっとアピールしないといけないですね。安くあげたい人は自分でネット検索して工夫すればいいわけですから。
来年もよろしくお願いします。<(_ _)>
2010年12月30日
日本企業の買収、中国企業が初のトップ

中国企業の対日M&Aが今年37件に急増し、それまで一貫してトップを維持していた米国を抜いたらしい。「ブランドや技術を求めて、日本企業を買収している」ということ。
主要先進国における外資投資のGDP比率は、英国40%強、フランス30%強、ドイツ20%強、米国10%強、韓国10%弱。これに対し日本はわずか2.5%。この比率は長い間変わっていない。EUという枠組みの中の欧州の水準は別にして、米韓並みの10%程度になるのが「自然」だろう。
日本で適法に企業活動を行い、雇用をし、税金を払ってくれれば、株主がどこであっても構わない。それは、配当は持っていかれるだろうが、配当は税引き後利益から出すのだから、仕方ない。
年末にかけ株価は上昇したが、これは外国人投資家が戻ってきたためで、日本の個人投資家は一貫して売り越し。日本人が、日本の将来に自信が持てないのであれば、日本企業に価値を見出す外国人投資家に買ってもらわなくてはならない。
2010年12月28日
RAK THAI

曇りのち晴れ ストレス・フリーへの道
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仕事関係で高校の先輩にお世話になったお礼に会食。
実はこの先輩とまともに話をするのは初めて。 昨年の同総会で名刺交換し、「精神衛生の専門家」というキーワードだけを覚えていた。
それから1年以上経った今年、突然の電話にも関わらず対応していただき、初めてのことで右往左往していた顧問先は、何が起こっているかを把握し、落ち着きを取り戻した。
選んだのは、先輩の職場に近いタイ料理のラックタイ。今年2月に初めてタイ訪問してタイ好きになり、懐かしかったので。
先輩、よく飲んでいたが、何しろ一緒に飲むのが初めてなので、普段が分からない。ワイン3本。タイ料理でワイン3本は珍しいのではないか?
翌朝聞いたら、「山手線で終電までグルグル回っていた」そうで、いつもあんなに飲むわけではなかったようです。
2010年12月27日
日本の政治を統治機構から変える

前参議院議員 田村耕太郎 「政界再編も大連立も機能しない! 日本の政治を統治機構から変える究極の選択」
私は専門家じゃないので、どう変えるのがいいのかは分かりませんが、現在の仕組みに構造的欠陥があるのは明白です。
新憲法が1946年に制定されてから、早64年。改正しないまま、解釈だけを都合よく変えながらここまできましたが、とっくに寿命でしょう。
一票の格差に至っては、裁判所まで「1:5までならいい」とか変な判決を出してきました。今回は違憲判決でしたが、相変わらず「選挙は有効」としました。
2010年12月26日
20世紀最高の経営書

GMとともに
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「20世紀最高の経営書」とも言われるAlfredo P. Sloan, Jrが1963年に出した本。
昔、学生の頃読んだのだが、これを学生が理解するのは無理。2003年に有賀裕子さんの新訳で装いも新たに出版され、ドラッカーの序文付き。LBS後輩で、通信会社勤め時代には店長も経験した彼女の訳は流石。
SloanはGMの創業者ではなく、1908年に創業されたGMに買収されたベアリングメーカーのオーナー経営者。そのベアリングメーカーも自分で創業したのではなく、昔勤めていた会社が倒産したのを安く買い取って再建したもの。その時Sloanは若干25歳。後に大物経営者となったのは、若いときからの経営経験が活きている。
GMは当時勃興期であり、群雄割拠であった自動車産業の完成車メーカー(Cadillac, Pontiac, Oldsmobile, etc)、変速機メーカー、ボディメーカー、部品メーカーなどを次々と買収していって大きくなった会社。買収されたメーカーの経営者の多くが取締役としてGMの経営に携わった。
創業者のDurantは、「大きな弱点を持った偉人だった。創造するのは得意だが管理は苦手だった」「デュラントは尊敬しているが、経営の実務では気まぐれやその場の思いつきで自分で勝手に決めてしまう」という典型的な起業家型の経営者であったようだ。
Sloanの下でGMは近代的な巨大企業として成長を続け、その管理手法はコンピュータも無い時代に良くぞここまで出来た、と唸らせる。その時々のGMのおかれた状況、如何にして経営判断を下して行ったかが詳細に記述されており、これは一連の「ケース」ともいえる。
ドラッカー言うところの「職業経営者」の誕生を追体験できる本。
2010年12月25日
実は儲かっている!?

仕事である会計事務所へ。
ここは、グループ会社で幅広くクライアントに対するサービスを行っており、その一つが、節税商品の販売。
・何が何でも税金なんて払いたくない、という経営者は多い
・特に、日本の場合、法人税率が41%と高いので、手間を掛けても、節税できればコストに見合う
・いつの世も、儲かっている会社は必ずある
むしろ、「厳しい会社が多い中、『儲かってる』なんて、大っぴらに言えない雰囲気なので、なお更、節税ニーズは強い」ということだ。
一番心配していたのは、法人税率が下がること。5%位では余り影響出ないだろうが、欧米先進国並みに25-30%まで下がるようなことがあれば、日本の生命保険やリースなどの「節税産業」は相当影響を受けそうだ。
最も、優秀な人が如何に節税するか、に知恵を絞っている現状は如何にももったいない。政府部門に本来行く資金を減らしているだけで、所詮同じ国内での話で、国全体が良くなるわけではない。
2010年12月24日
貞秀

23日天皇誕生日。
午後、香川に移動するまで時間がある。午前中メールチェックなどした後、神戸市立博物館へ。
丁度ここで開催されていたのが、特別展 ワイドビューの幕末絵師 貞秀。知りませんでしたが、これは面白かった!
「幕末浮世絵の巨匠・五雲亭貞秀(ごうんていさだひで)は、天保年間(1830-44) から武者絵などの描き手として頭角をあらわします。歌川国芳に私淑し、西洋製版画を多く所持していた貞秀は、濃密で写実的な作風で評判となりました。
国芳亡き後、貞秀は浮世絵界を代表する絵師に躍り出ます。特に彼が得意としたのは、3枚以上の木版画を連続させて構成する横長大画面の作品で、しかもその題材のレパートリーは、従来の浮世絵師の枠組みを越えるものでした。その代表的な題材が、ペリー来航を経て、急きょ建設された国際都市「横浜」です。外国人住居が軒を並べる街角、行き交う人々や船舶の様子、はるか上空から街全体を見渡す鳥瞰図、外国人たちの生活に密着した風俗図などを、貞秀は膨大な数のワイドビューの錦絵として描いていきます。」
しかも、あっけないほど、空いてました。神戸に行く機会があれば、お奨めです。
2010年12月23日
ホテルモントレAMALIE

昨日は神戸泊まり。神戸のホテルで泊まるのは初めて。大阪のホテルより安く、今日香川への移動にも便利。
旅行代理店に薦められたのがホテルモントレ。「神戸」と「アマリー」という二つのホテルが生田神社の横にある。どちらでも良かったが、アマリーのほうにしてみる。
ヨーロッパのプチホテル風の外観。船をテーマにしていて、なかなか凝っている。これは女性に人気だろう。おじさんが一人で泊まるにはチョットさびしい。
2010年12月22日
東大阪

大阪から地下鉄中央線で東に向い、東大阪の会社を訪問。目の前には生駒山。山が見えるのは、山間で育った私には嬉しい。
東大阪といえば、中小企業の街。それも、製造業が多いことで知られる。その東大阪でも、廃業が相次いでいる、ということ。跡地は、マンションになったり店舗になったり。住宅化が進みつつある、ということだ。
駅まで送ってもらう車中、訪問した会社の社長と話したが、この会社も含めて、東大阪の老舗企業は大正時代の創業が多い。今、「坂の上の雲」は日露戦争に突入するところだが、バルチック艦隊を完膚なきまでに打ち破った連合艦隊の船は全て外国製だ。明治の日本には軍艦を作る技術は無かったのである。
それから100年。熟練の域に達した日本の技術をもっと活かせないか?企業家精神が求められる。
2010年12月20日
忘年会が少ない

いつもこの時期は、忘年会が続いているはず・・・そして、大抵、年末は風で寝込む。
なのに、今年は今のところ3回だけ。このところ持病の胃炎が悪化していて、「連日は断ろう」と思っていたのだけど、そんな心配すらないほどお誘いも無い。
やはり、不況のせい
自分だけの経験で判断するのは危険だが、もしそれが正しければ、飲食業は相当苦しくなっているのではないか?
「キリンホールディングスが11月に20歳以上の男女6000人弱に実施した調査によると、忘年会に「ぜひ行きたい」との回答は33.5%と前年比1.6ポイント上昇。予算も1%増の4828円と、3年ぶりのプラスだった。」(日経新聞)
とうことだったのだが。
2010年12月19日
standard jazz live

10年ほど前にロンドン大学会で知り合ったImperialの山田さんは趣味がドラム。
5年ほど前に会社を定年退職されてからは、ジャズ三昧の日々のようで、年に何度かプロの演奏家と公演を開かれる。ここまでくれば、定年後も楽しい、という見本のような方である。
昨日はそのLiveの日。入谷のFour & Moreへ。
ds山田 豊
p加藤国夫
b小澤基良
Tuba白石琢也
大きな体で、ベースを抱くように演奏する小沢さん。Jazzでは珍しいチューバの白石さん。
仕事の憂さを忘れるひと時でした。
2010年12月18日
ついに、Piku期限切れ発生
9月に初めてグルーポン類似サイトの一つPikuを使って以来、結構ハマっている。大体、2週間に一回くらい購入。基本的に、この手のサイトは、一日に提供されるのは1,2種類。最近では、認知度が上がってきたのだろう、サイトにアップされて数時間で売れきれるケースも!
一方で困ったことが。買うのはいいのだけど、購入済のクーポンが溜まりがち。飲食店のものが多いのだけど、うちは今、受験生を2人抱える身。家族でゆったりと外食するわけには行かないのだ。
今日、購入済みのクーポンを見ていて、期限切れになっているものを発見!6000円の丸損! バカだ。
しかし、本事業に関っている友人によれば、期限切れで使われないクーポンが、一説には、3割もあるらしいマックのような使えば割引になるクーポンではない。1枚2000円とか3000円出して買っているクーポンだ。
その話を聞いたとき、「気をつけないと」と思っていたのだけど、ふと気が付けばこの様。購入済クーポンが購入順番に並んでいるだけで、期限順に並んでないのが分かりにくくしている。ソート機能を付け、期限切れが迫っているものを上位に表示をデフォルトにして欲しいところだ。(Groupon Japanサイトでは出来るのだろうか?)
2010年12月17日
土地柄

投資先の株主総会で午後溝の口へ向かう。
東急線の車両内、向かいの10代後半と見られる大柄な若者は、1.5座席分を占領し、ヘッドホンから漏れる音がこちらまで聞こえてくるほどの音量。手にはPSP。ボタンを押す音がカシャカシャとうるさい。
途中、混んできて、おばあさんが「スミマセン」と声をかけ隣に座ろうとするが、全く無反応。小柄なおばあさん、0.5人分の席に縮こまって座った。向かいの席まで聞こえてくるほどの音量、おばあさんの耳が遠いことを祈るばかりだ。
若者の携帯に着信。品が悪いが流暢な米語でしゃべり始める。ところどころ日本語が混じる。なるほど、彼は帰国子女か、それとも英語コンプレックスの親の好みでインターナショナルスクールへ通ったか。半分救われた気分になる。
溝の口到着。KSPまで徒歩15分。溝の口は古い町らしく、道路が狭く、そこを車と自転車と歩行者が渾然一体となって通行。
閉口するのは、自転車に乗った人の半分(あくまで感覚ですが)が、歩きタバコならぬ「自転車タバコ」。
これは都心では余り見ない。都心では自転車が少ないので、単に、歩きタバコが郊外で自転車タバコに代わっただけかもしれませんが。
2010年12月16日
理詰めで考えて、勘で決める

先日四国で訪問したベンチャー経営者の言葉。
理詰めで考えて、勘で決める
最後は勘で決めるのだが、最初から勘で決めるのはダメなのだという。
帰りの道々考えていて、
理詰めで考えて→潜在意識に入るくらい深く考える
勘で決める→潜在意識レベルで答えを出す
ということではないのか、と思い至った。
他にも、経営をしたことの無い「金融機関の言うことをそのままやっていたら必ず潰れます」とも。
2010年12月14日
人選力
人選力―最強の経営陣をつくる
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国際的サーチファームとして名高いEgon Zenderの元パートナーが書いた本。日本法人にいる同窓生も日本企業の例を盛り込むなど編集に関っている。
・人事は一か八かの選択ではない
・適材を見出し、採用し、昇進させ、活かすといった「人材のパズル」を解くのが強い組織は、持続的成長を遂げる
のは考えてみれば当たり前だが、この分野の研究はビジネススクールでも少ない。
「成功の方程式」というのがあって、
①資質
②能力開発
③キャリアの選択
④人選力(学習可能)
とある。
経営幹部になれば、誰を採用し、適材適所に心を砕き、適切に評価するかが最重要になる。採用に当たっては、(100点満点の人は居ないので)「求められる指標を設定し、優先順位をつける」ことが肝心。
採用は企業にとって最大の投資であり、成功すればリターンも大きいが、失敗するとそのダメージも大きい。それだけによく研究し、合理的な仕組みを作ることは重要だ。
2010年12月13日
ゲームは新たな麻薬?

昨晩のNスペは、世界ゲーム革命。
いくつかの機軸があったけど、
・10年前の日本製ゲームの世界シェアは7割、それが現在は3割(その間に市場は3倍に成長)。Cool Japanの一環として今では政府が年間20億円の予算をつけてプロモーションしている。
・職人的に作っていく日本のゲーム会社に対し、欧米ゲーム会社はどうすればヒットするか科学的に考え、合理的に作っている(ゲーム専門の評価会社が伸びている)
・MSのKinexという新製品で、コントローラを使わず、体でゲーム操作が出来るようになった。その第一号製品を作ったのは日本のQ Entertainment。
といった話。
ゲームはよりリアルに、ゲーム世界の中に入り込めるようになってきていて、見ていて怖くなった。ここまできたら現実と区別できなくなって当然。番組中、ゲーム会社の人が「新たな麻薬だ」と言っていたが、正にその通り!
麻薬はどの国も法律で規制しているが、ゲームにはこれと言ってない。とは言え、ゲームで遊べる、というのは人間の人間たる資質の一つ。麻雀も将棋も碁も人が夢中になるから受け継がれてきた。
人は進化したゲームに、折り合いを付けられるか?
2010年12月12日
日本人の「従順なヒツジ」度合い

売れっ子エコノミストの上野泰也氏(みずほ証券)のコラム。国債「暴落」シナリオを防ぐ要素として、日本人の「従順なヒツジ」度合いを挙げている。
「失われた20年」と言われるように、バブル崩壊以降この20年間、日本経済のマクロ経済指標は悪くなる一方である。にも関らず、国債暴落が起こるどころか、逆に最もパフォーマンスが良かったのが日本国債!
上野市の分析も似たようなものだが、私はこれを支えているのは、①投資家のホームバイアス、②(国の監督下にある)金融機関を通じた国債消化の仕組み、③セーフティネットの存在、だと思っている。
①をさらに深く考えれば、日本の資産家のほとんどが高齢者である、ということに尽きると思う。70歳を過ぎて、今から資産を持って海外に移住してしまおう、あるいは、しっかり勉強して海外投資を始めよう、という人は少数派だと想像できる。
②も国内で営業する限り、金融機関は国の意向に面と向かって反抗は出来ないだろう。民有化された郵政が再び国営となればなおさらのことである。
③は生活保護受給者が53年ぶりに180万人を超えるなど、国債をせっせと発行しながら機能している。しかし、これの背景には「フラット化する世界」があると考えられ、「同じ仕事をする人は世界同一賃金に収束する」と仮定すると、拡大こそすれ、縮小は難しいのではないか。むしろ、低賃金でも働いている人との不平等の方が問題かもしれない。
これに関して、「日本は所得再分配で格差が拡大している」という面白いコラムがあった。本当かどうか調べてみたい。
2010年12月11日
インフルエンザ予防接種
インフルエンザ・ワクチンは打たないで!
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インフルエンザ予防接種を受けに近くのクリニックへ。〆て3600円。
1回の接種で抗体ができる確率は64%ほどだそうで、2回やって94%だとか。年明けにもう一度行くか、
と思っていたら、気になる本を見つけた。インフルエンザ・ワクチンは効かないというのである。
国立感染症研究所の資料でも、「現行ワクチンの皮下、筋肉内接種は、ウイルス感染を防御出来ない」としており、これはWHO公式見解でもある。
それでも、感染したときに軽微で済むような気がしているのだけど、本当のところどうなんだろう? 予防接種が効かないなら、罹ってから直ぐにタミフルなりリレンザなり貰ったほうがよさそうだ。
そういえば、昨年の新インフルエンザ騒ぎでは大慌てで海外メーカーに大量発注をした挙句、853億円が使われないままムダになったらしい。いつもながら、マスコミが煽り、国民が騒ぎすぎ。
2010年12月10日
横浜元町

監査役をやっている会社の株主総会&創立記念の会食。
今回は元町の汐汲坂ガーデンで。植物が生い茂る不思議な空間。
リーマンショック以降、円高の影響もあり、厳しい決算。円高の左右されないビジネスにしていかなければならない。
待ったなし。
2010年12月09日
2010年12月08日
不倶戴天の敵?

犬猿の仲の、仙石官房長官と産経新聞。
産経新聞が今週、連日の特集を組んでいます。名づけて、連載「仙谷由人研究」
地元四国でもイロイロと悪いうわさがありますが、権力批判をしていた方が、一旦権力を持つと、それを失いたくなくなる、ということなんでしょうか。やはり、選挙浪人中の苦労が身にしみたんでしょうね。
昨日に続き、徳島の話題でした。
2010年12月07日
阿波おどり 銀座

徳島出身者の勧めで、会社近くの「阿波おどり」へ。阿波尾鶏を食べ、阿波おどりを見て、踊る、という趣向。
「本物の有名連が連日・・・」とあるが、それは「?」 徳島で何度か本物を見ている目には違う。
それでも、銀座の真ん中で阿波おどりの雰囲気が味わえるのは貴重。次回の徳島出張では、久しぶりに、阿波おどり会館で見てみたい。夏見にいければ最高だが。
2010年12月05日
しながわ・大田の商店街 お宝発見!つまみ食いウォーク2010

嵐が去り、最高の天気となった昨日、しながわ・大田の商店街 お宝発見!つまみ食いウォーク2010に参加。我が家では初めてだったが、今年で5年目になる人気イベントらしい。
集合時間の11時に戸越公園に行ったが、既に続々と出発している。え?と思ったが、どうやら、用意ドンでスタートではなく、受付を済ませた人から随時出発らしい。それも、後から分かったが、人気店ほど用意したつまみ食い用の商品が売り切れてしまうので、慣れた人は早くきて、目的の店めがけてドンドン先に進むらしい。
そういった知恵が無く、下調べをしてなかった我々はコースに沿って最初の店から一つずつ寄っていたらえらく時間がかかり、売り切れの店が出たり、昼時になって通常客の対応でサービスを中断する店が出たりして、ようやく気がついた。
今回選んだコースは、近所の戸越銀座ではなく、離れていて普段行かない中延商店街や昭和通商店街のコース。よく歩いた。
参加費は無料で、試食品は店の負担だと思うのだが、「これは美味しい」というので、買い求めたものも幾つかあり(うちはドラ焼きと漬物)、商店街の活性策としては大成功だと思う。4000人の参加枠が直ぐに埋まっていた。このイベント考えた人はエライ。
2010年12月04日
新宿新都心地域冷暖房センター

仕事関係で調べたいことがあり、新宿パークタワー横にある新宿新都心地域冷暖房センターへ。一階は東京ガスのショールームになっている。
ここは冷房能力で世界最大の地域冷暖房センターということ。1971年に西新宿で最初に建設された高層ビルである京王プラザホテルに冷熱源の供給を開始。運営しているのは東京ガスの子会社エネルギーアドバンス。
当然ながら、燃料は都市ガス。これをまずガスタービン発電機に投入。これはロールスロイス製のターボプロップエンジンAllison501を改造したもの。エンジン本体の大きさは全長2メートル、直径70cm位と驚くほど小型。
これの発電効率は28%。この数字自体は、通常の火力発電所の35%前後に比べると小さいが、排気熱を利用してボイラーで蒸気を作り冷凍機の動力と、ユーザーへの熱源提供にまわしており、全体の効率は70%と非常に高い。
所謂、「コージェネ(レーション)」なのだけど、ユーザーに電気+冷水+蒸気の形で提供するため、電気はいいとして、冷水・蒸気を送るための菅の敷設が必要なため、大型の新開発区域でないとなかなか実現しないらしい。
エネルギーアドバンスが他にサービスしている地域には、幕張やさいたま新都心などがあるということ。年間売り上げはこれらを合わせて約200億円とか。
団体の見学を随時受け付けているようで、この日も3団体が来ていた。都心のど真ん中にこんな施設があるとは驚き。機会があれば是非見学してみたい場所。
2010年12月03日
Building Business: what they did not teach us at LBS

1997年に創業したコンサルティング会社を40人の高収益会社にし、2006年に売却。その起業体験と導き出される知恵を語ってもらった。
コンサルティング会社は労働集約的になりがちで、「仕組み」が無いため、収益力を上げながら大きくするのは大変。PINCHEVSKYの場合、Marcelが自身のITの経験を活かして(元々IBMのSE)、5年目にシステム化を図ったことがその後の成長を可能にしたようだ。
2010年12月02日
2010年12月01日
龍馬伝、暗殺場面テロップに苦情200件

先週末放映された「龍馬伝」最終回。我が家でも今年ずっと見ていて、この日も「龍馬(というか福山雅治)、死なないで!」といいいつつ見入る娘と視聴していた。
最大の見せ場である暗殺場面で流れたのが、「愛媛県知事 新人の中村時広氏 当選確実」のテロップ。これに、苦情が殺到したらしい。
そりゃ、そうだろう。NHKでは「報道機関として当選確実と判断したので、視聴者や有権者の関心に応えるべく通常どおりテロップを流しました。ご理解いただきたい」としているらしいが、
①国政選挙ではなく、知事選。愛媛県民以外は、当日選挙があったことすら知らなかったはず。従って、「視聴者や有権者が関心があった」とはいえない。
②緊急な報道を要する話ではなく、番組が終わってからでも良かった。結果は何も変わらない。
選挙のたびに、TV各局が如何に早く「当選確実」を出すかを競っているが、いい加減にしたらどうか。出口調査と統計処理で開票率5-10%でも当選確実が出せるのは分かるが、だからどうした。視聴者である我々もそんなのに一喜一憂せず、翌朝開票が全部終わってから確実な結果を見れば済むこと。