2010年10月
2010年10月31日
男声合唱団TAG

同郷で九州大学出身の友人に誘われ、めぐろパーシモンホール(「柿木ホール」でいいじゃないか!)で行われた男声合唱団のコンサートに。
男声合唱団のコンサートに行くのは初めて。いや、合唱自体初めてかもしれない。
TAGは九州大学男声合唱団OBで構成され、「時々」「集まる」「合唱団」ということでTAGになった、とのこと。
「時々しか集まらない合唱団」で大丈夫か?との思いは杞憂で、学生時代の訓練に加え、中核メンバーは日常的に研鑽を積んでいるようで、少なくとも素人目には上手。
プロの演奏家とソプラノの女性も加わり、本格的だった。流石、プロのソプラノと比べると「あ、やはり違うな」とは思いましたが。
オンチを自認する私にとっては、「歌える」というのは素晴らしいですね
2010年10月30日
報酬委員会の重要性

昨晩「ベンチャーキャピタル活用法」セミナー参加。
パネラーは、GCPの投資担当者2人と、2人が担当する投資先の経営者2人。
GCPは日本では珍しい独立系VCであり、かつ、一件当たりの投資額が1-10億円と比較的大きく、常にリードを取って経営に積極的に関与することで知られている。投資先は、ITとそれを使ったサービス会社が多い。
投資部員も、金融系VCが親会社である銀行や証券会社出身者中心であるのに対し、コンサル出身の中途採用者が多い。
だからなのか、投資仮説の構築と、それに沿った会社ステージに応じた経営指導が上手いと思う。1号ファンドはワークスアプリケーションズ等の成功で元本の8倍に。2号ファンドはまだ満期になってないが、投資リターンが100倍を超えたGREEの大成功などで、これも良いリターンとなっている。
昨日の話しでは、投資先で注意していることは、「投資仮説に基づいた行動が取れているかどうか」と「仮説そのものが間違っていないか」の二つだけだ、という。
面白かったのは、「報酬委員会」の役割。私も、投資先の社外取締役として、常勤取締役の報酬を決める報酬委員会のメンバーとなったことがあった。これは、成長中期に入った会社には是非必要だと思う。社員の評価は上司や経営陣が行うわけだが、経営陣の評価を適切に行い、叱咤激励しなければ経営者としての成長は望むべくも無い。
自分で自分の報酬を決めていた経営陣にとっても、第三者が客観的に評価してくれることは、ある意味「楽」であるし、時には厳しい査定に発奮するようだ。
2010年10月29日
大卒内定率7割

このところ新聞をにぎわしているのが、就職率。なんでも、大卒の内定率が7割しかなく、10年前の「就職氷河期」並みらしい。
残念ながら、この状況は続く、と予想する。
まず、就職率を諸外国と比べると日本はこれでも高い。経済成長に沸く中国で3割、サムソン一社で日本の家電メーカー全社合わせたより利益を出している韓国で5割、欧米も5-7割だ。
高度成長と、日本企業の新卒定期採用偏重に支えられ、就職率は高位に推移したが、「低成長が当たり前で、時々マイナス成長」となった今、かってのような大量採用の復活はありえないだろう。あるとすれば、大量退職を前提とした企業だけだ。
その一方で、大学進学率が53%にもなり、しかも、その教育水準が極めて低い。企業にとって見れば、3割くらいの学生は是非欲しく、4割くらいはマア良くて、残り3割は「要らない」ということだろう。使えない日本人より、使える外国人の方がいい、ということもあるだろう。あるいは、今後の採用は海外で、ということかもしれない。
学生100人が100人とも会社勤めに向いている、というのは考えてみればあり得ない。そのほうが不自然というものだろう。
会社勤めだけが「就職」じゃないので、他の道を探すことも必要。私の周りにも、高卒や大卒で飲食店でのバイトから今では10店舗以上の飲食店を経営する人が何人か居る。
2010年10月28日
蒼穹の昴

浅田次郎原作の小説『蒼穹の昴』がNHKでドラマ化され、放映されている。日曜夜11時からと遅いので、いつも録画して鑑賞。
日中合作で制作され、役者も両国人が入っていて、なかなか面白い。日本人俳優は日本語で台詞をしゃべり、中国人俳優は中国語で。そして、日本での放映は日本語に吹き替え、中国での放映は中国語で、ということ。
NHKはどうも親中派が強いらしく、ドキュメンタリーでは驚くような偏向番組を作るが、こういう娯楽番組ならいいね。
2010年10月27日
日曜美術館

妻に誘われたまに見る番組がNHK日曜美術館。物心付いたときにはもうあったと思う。超長寿番組。
今回は録画しておいたものを平日夜見る。妻に言わせると、司会の姜尚中教授のボソボソとしゃべるのがイイのだという。
日本の近代彫刻の時代を作ったと言われる碌山。その創作のエネルギーがどこからでたかを探った良い番組だった。
驚いたのは、碌山が、芸術家のパトロンとして知られた新宿中村屋の創業者の妻、相馬黒光の(おそらく)最初に支援を受けた人物であった、ということ。愛人関係であったかどうかはわからないが、少なくとも、黒光は亭主の浮気で悩み、碌山は青年期に芸術に目を開かせてくれた黒光に憧れていた。黒光は店が終わると、毎日のように、中村屋が借りてあげた碌山のアトリエに入り浸っていたらしい。
新宿中村屋といえば、インド独立運動で活躍したラス・ビハリ・ボースを匿い、黒光の娘俊子はボーズと結婚している。ボーズがこのお礼に、インド式カレーを教え、それが中村屋の名物となったことは有名。
インドが経済的に注目されている今日、インドの独立と日本の与えた影響の歴史はもっと見直されていい。
2010年10月26日
あらゆる業種で3割過剰

家人が「夜遅くなる」というので、子供たちのため早めに仕事を切り上げ帰宅。
溜めてある録画番組の中から見たのが、NHK ETV特集「再建は可能か 社長たちの正念場」
長野県伊那市を地盤とするアルプス中央信用金庫が依頼した再建コンサルタントが指導する取引先企業にカメラが入る。
印象的だったのが、「あらゆる業種で3割過剰」という言葉。相談にされる会社のうち、「3割が再生可能、4割は延命可能、残りの3割は即刻廃業すべき」だという。この3割の会社分が世の中に需要が無いのに存在する「過剰」だというわけだ。
これが地方経済の現実であり、そこまで状況を悪くしたのは、逆説的だが、「国家の均等的発展」を図ろうとした、政治家であり、またそれを求めた有権者であったと思う。
何十年にも渡り、地方には巨額の税金が投資されてきたが、残ったのは道路と箱物ばかり。国が上から指導して、産業など育つはずも無い。税収に結びつかない「消費」ともいえる税金の使い方だから、国家財政は悪化する一方だ。
国家財政が破綻の危機にある今日、「もうこれ以上使えません」となったら、需要が3割減ったということ。実際、地方の典型的な公共事業依存比率は3割である。この全てがなくなったわけではないが、これに加えて、地方では20年前から人口減少が始まっている。また、年をとると一人当たりの消費活動も減る。
「あらゆる業種で3割過剰」はその通りだと思う。
2010年10月25日
中世ヨーロッパの生活
中世ヨーロッパの都市の生活 (講談社学術文庫)
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京大で国際教養を教えている友人から「学生の講読で使っている」と聞き、週末に読んでみたのが、Joseph Gies、Frances Gies(夫妻?)の「中世ヨーロッパの生活」シリーズ。
教科書的に概観を述べるのではなく、中世ヨーロッパの特定の年の特定の場所に絞って、歴史資料からそこでの人々の生活を描く。
読んでいるうちに、自分が中世ヨーロッパに居るような感覚になるのが面白い。
2010年10月23日
Truman Caporte
A Capote Reader (Penguin Modern Classics)
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午後、小山台高校での英文講読。
今日読んだのはTruman Caporteの短編小説。ピンとこなかったのだけど、『ティファニーで朝食を』の原作者。Jug of Silverは1945年、彼が21歳のときの初期作品の一つである。
貧しい家の子供が妹のため、ドラッグストアのイベントでポットの中に入った硬貨の総額を言い当て、それを全額賞金として貰う、という話。「数えた」というのだが、一体どうやって正確に数えたのかは最後まで不明。
文中に、Japonicaという植物と、Satsumaという果物が出てくる。何を意味するかは、興味のある人は調べてみてください。
2010年10月22日
2010年10月20日
高知県須崎

昨晩は、高知県須崎泊。もっと近いところに泊まりたかったが、高知は「龍馬伝」ブームで観光客が例年の1.3倍。どこもかしこも大賑わいなのだ。
しかし、である。
泊まった須崎市など典型なのだが、独自の魅力がない。街で目に付くのは、ヤマダ電機に、ローソンに、ガストに、パチンコ屋。
歩いているのは、県外や海外から来たお遍路さんだけで、地元の人は「歩くのは損」とばかり老若男女どこに行くのも車。これでは、歩行客を前提とした商店街は廃れてしまうのが当たり前。結果として、駐車場を備えた郊外の全国区チェーン店に客が集中している。
産業も育たず、観光もダメ。これでは衰退するだろう。
2010年10月19日
鹿・いのしし買取ります

高知に来ている。高知県は面積の80%が森林=山。
ご多分にもれず、天敵の日本狼などが駆除されて以来、鹿やいのししが増える一方。
農産物の被害も深刻で、高知県は47都道府県で唯一、鳥獣被害対策に特化した担当課を設置している。
捕獲報奨金を出しており、その額、鹿・いのしし1頭当たり8,000円。この額は一律で、大きさ、年齢に関係なし。1頭丸ごと役場に持っていくわけに行かないので、切り取った右耳を持っていけばOK。
日頃は会社に勤めながら、週末は小遣い稼ぎに猟師、という人も多い。
高知は日本のフロンティア?
2010年10月18日
フォトリーディング
[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める
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2001年の発行以来、43万部を超える大ベスト&ロングセラー『あなたもいままでの10倍速く本が読める』が、新版で登場。
本を読む場合に限らないが、
・目的意識の大切さ
・集中することの大切さ
・集中したときの人間の能力の素晴らしさ
・予習、復習の大切さ(全体での時間削減に)
・仲間と体験をシェアすることの大切さ(高めあえる)
を再認識。
2010年10月17日
ホームカミングデー

母校のホームカミングデーに初参加。早稲田では卒業25年目から、35年目、45年目、50年目と稲門祭に招待される。今年からは、加えて、卒業15年目も。25年間も放っておいたら連絡取れなくなっちゃいますからね。
総長、校友会代表幹事挨拶の後、招待者代表で経済同友会代表幹事の桜井正光先輩(s41理工学部卒・リコー会長)が挨拶。
さらに、W杯で日本中を沸かせた田武史・元日本代表監督(1980年政治経済学部卒)が挨拶。「W杯での活躍で、住んでいる逗子と神奈川県、それに、出身地の大阪市と大阪府のそれぞれ名誉市民賞を頂いたが、早稲だのが一番心がこもっている」とコメントして同窓生を喜ばせた。
調べてみると、岡田監督は昨年の稲門祭にも出席しており、川淵三郎日本サッカー協会名誉会長(1961年商学部卒、本学特命教授)とのトークショーで「世界を驚かす覚悟がある」と語っているんですね。
有限実行。その通りになってよかったです。
2010年10月16日
ライオン銀座七丁目

明日の卒業25周年ホームカミングデー出席のため上京した同級生らとライオン銀座七丁目店へ。この店に行くのは5年ぶりくらいか。
土曜日の夜にも関らずというべきか、土曜日の夜だからか、店は満席。1/3は海外からの観光客風。
いわずと知れた、老舗ビアホール。1934年創建のオリジナルの建物がそのまま残っており、戦前から、ここでどれだけの人がビールを飲んできたのかと思うと感慨深い。戦後は、米軍に接収されて約6年間、米軍専用ビヤホールとして使用されていたらしい。
今日はたまたま5階の「音楽ビヤプラザライオン」で演奏していたアルプス音楽団が休憩時間中に1階に下りてきて演奏3曲もやってくれ大満足。
音階ごとに分かれたカウベルを使っての演奏が面白かった。
2010年10月15日
ひとのちから
ひとのちから
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早稲田大学のエジプト考古学者として知られ、現在はサイバー大学学長の吉村教授が政治・教育問題について書いた異例の本。
「教育は国民の権利」であり、義務ではない、とするところから始まり、「義務教育は小学校だけで十分」だという。この時期は、読み書き・ソロバンと道徳を徹底的に教える「教育期」。
それ以降は、自分で学習する人を助ける「学習期」。小学校の「教育期」は、個を潰し、根を鍛える「麦踏」の時期。
これには賛成ですね。学校に行きたくないものを無理やり行かせようとするから勉強もせず学校で暴れて他の生徒に迷惑を掛ける。そんな学校に一体幾らの税金をつぎ込んでいるのか。
吉村先生言うとおり、いろんな人が居るわけなので、社会で必要な最低限の基礎(道徳含む)を教育した後は、自分の学びたいことを、学びたくなったときに、学びたい方法でやればいいでしょう。
2010年10月14日
バイオベンチャー再生

LBS日本同窓会で唯一の部会が、Bio/Healthcare部会。
今回のテーマは「バイオベンチャーの再生」
バイオベンチャーに限らず、10年に一度くらい起こる「ブーム」を除ければ、日本のベンチャービジネスはおしなべて低調。特に、ここ数年はひどい状況で、リスクマネーが回らなくなっている。
特にバイオベンチャーには、
1.開発に必要な資金が巨額(100億円+)
2.開発期間が長い(新薬として上市されるまでには10年+)
3.国内だけでなく、海外も含めた知財戦略、市場動向の把握が不可欠
という特徴があり、Patient Risk Moneyが殆どなく、また、世界的視野と経験を持った人材がベンチャー側にもVC側にも圧倒的に不足している日本には(大)成功例はまだないと言っていい。
基礎研究レベルは国際水準にあるので、ここに目を付けた海外投資ファンドに安く権利を買われ、主に米国で開発を進めた上、「売れる体裁」を整えて大手製薬企業に会社売却あるいは、ライセンスされているのが現状である。
この流れに待ったを掛け、国内で行おうとする会社「知的財産戦略ネットワーク」が今年設立された。役員陣は、国内大手メーカーで製薬開発・知財戦略に関わってきたベテランばかり。
1号ファンドには、武田、第一三共、エーザイ3社が出資。活躍を期待したい。
2010年10月13日
2010年10月12日
2010年10月11日
小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!
小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!
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私淑する石原明さんが推薦していたので、今朝読んでみた。
中小企業にこそ、「ビジョン実現型人事評価制度」が必要だと説く。
そうなんです。小さな会社は「社長=ルール」なので、社長に気に入られるしか昇進の道は無い。昇給がどうなるかも、ボーナスが出るかどうかも社長の気持ち次第。これでは、従業員は将来像が描けないから、優秀は人ほど辞めてしまう。
評価制度は、評価によって賃金を決めることより、評価のプロセスにおいて継続的に社員を育成する仕組みが大切だという。
評価シートや、育成面談の仕方、目標設定シートの例など付いていて、親切な内容。
でも、最後は、これを修正しながらやりきる覚悟なんですね。社員は社長の本気度を良く見てます。
2010年10月10日
日本のグランドデザイン
日本のグランドデザイン −世界一の潜在経済力を富に変える4つのステップ
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世の中は三連休だが、例によって、溜まったメールの処理に、読書で過ごしている。雨の昨日読んだのがコレ。
著者の三橋貴明氏は、2チャンネル出身。要は2チャンネルでイロイロ真面目に書いていたのが注目され、それを機に出版、という運びになったらしい。さらに、その本が注目されて、先の衆議院選挙全国区に自民党公認で立候補したものの、比例順位が低く落選。
その主張は、日本経済の最大の問題は、デフレギャップの存在であり、「国家のグランドデザイン」を元に、ドンドン財政出動すればいい、というもの。日本国債は95%国内で消化されているので問題ない、という主張だ。
その「グランドデザイン」とは、リニア新幹線と新幹線網による「脱石油、電化」社会を世界に先駆けていち早く実現すること、である。「ムダの削減」で財政健全化は不可能であり、経済成長による解決しかない、ことも指摘している。
財政出動の規模に関しては、「50兆円の公共投資+法人税減税を5年間実施」を提言している。これにより、GDPは650兆円に増える、と計算している。
こうすれば、「将来の供給不足を解消するための投資支出により現在の需要不足を補う」ことが出来るので、一石二鳥!というわけだ。
「経済成長の見込める分野に積極投資」という点では、菅首相の言う「第三の道」に近いかもしれない。投資対象が、リニア新幹線ということで、自民党公認なのか?
「人口の都市への集中」容認など、支持する意見も多いが、50兆円×5=250兆円の財政出動をして、本当に国債のデフォルトが起こらないのか不明。以前にも書いたが、いくら「夫婦間で貸し借りしているみたいなもの」とはいえ、離婚だってありうる。つまり、これまで金利水準も上がらず国債を消化できたのは、国民が積極的に国債を買ったからで無く、預金や年金が自動的に国債で運用されていたからだ。
一旦、国民がこの仕組みの危うさに気付き、海外に資産を移しだしたらどうなるだろう?国債は消化できなくなり、長期金利は上がる。また、バブル崩壊以降これまでの財政出動の額は優に300兆円を超える。これだけ使っても景気はよくならず(悪化を防いだ、とはいえる)、財政悪化を招いただけだった。
私は、未だに、構造改革が最重要で、これを10年間に渡って徹底できなかったことが景気低迷の原因だと思っている。
2010年10月09日
マダム・ホー
世界一愚かなお金持ち、日本人 (ディスカヴァー携書)
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今月の朝食勉強会講師は、マダム・ホー氏。全く知らなかったが、
障害を持って生まれ完治したため、親に「大きくなったら社会に恩返ししなさい」と言って育てられた、社会貢献が生きがいのミリオネア。日本にリハビリやホスピスという言葉がなかった時代に、世界一のアメリカの医療ケアを学ぶべく神戸のインターナショナルスクールからアメリカの高校へ転校。ロサンゼルスの名門USCとUCLAの両大学院修了。しかし父親の介護で失業し、コーラも買えない貧乏を体験。
その時にマインドを切り替えることにより、20代で最初の1億を作る。多くのユダヤ人富豪、華僑富豪に教わったお金と人間性の法則を日本人に啓蒙中。著書『世界一愚かなお金持ち、日本人』は8万部を超え、アマゾンの投資部門で1位になる。現在は母校USCの顧問をつとめる。夢は亡くなった母の名前でホスピスを作ること。
と紹介されており、参加してみた。行ってみて驚いたのは、いつもの勉強会と雰囲気が違っていて、出席者のほとんどが女性。前方に陣取った人たちはファンのようで、マダム・ホーを食い入るように見つめている。
話は大阪での出生から、米国への憧れ、親を説得して高校から米国へ渡ったりと、いかにも行動力のある方。私立で授業料の高いUSCで学んだ資金をどうしたのかは疑問。「USCは日本で言えば慶應みたいなもの。お金持ちの子弟が集まる。」と説明していたが、HarvardやStanfordならともかく、成蹊か甲南といったほうがいいのでは?
・欧米では一重まぶたの日本人顔の方がモテル。日本でもてないなら欧米に行けばいい。
・太っている女性は、南太平洋諸国へ行けば、大モテ。
・団子鼻も中国では金運が言いとモテル。
など、無理な努力をするより、自分が評価される場所への「ポジショニング」を強調されてました。
私としては、その自己プロデュース力を学んでみたいものです。
2010年10月08日
2010年10月07日
絶好調のタイ経済

タイからFA企業の社長が来日。一緒に都内のベンチャー企業を訪問。
まだ30台半ばの社長。20代は日系のタイ法人で2社で働いていた。独立して以来、タイの経済発展を背景に、順調に事業は拡大している。子供2人はInternational Schoolに入れて英語で勉強させているとか。
日産自動車は新型マーチの日本での生産を止め、今年からタイからの全量輸入に変えた。当初、「タイ製で売れるか」という懸念もあったが、どこで作ろうと品質を保証しているのは日産。問題なく売れているようだ。
三菱自動車も来年発売の新コルトからタイ生産にすることを発表しており、タイはASEANの自動車生産集積地になりつつある。
2010年10月06日
佐助稲荷

会食が続き、更新が遅れました。
それで、もう一つ、今回初めて鎌倉で訪れた場所を紹介します。
銭洗弁天から徒歩15分くらいのところにある、佐助稲荷神社。ただのお稲荷さんでなく、源頼朝に「平家討伐の挙兵は今!」と告げたらしい。頼朝は若い時、兵衛佐であったので佐殿と言われており、その佐殿を助けた神と言うことで佐助稲荷になったとか。
階段に沿って長く続く鳥居と、控えめな本殿、そして苔蒸した稲荷像群がいい雰囲気を醸し出している。
2010年10月05日
テナントの店が全てミシェラン★のビル

会社近くのビルに仕事で訪問した。お話ししていると、ビル地下に入っている店が全てミシェラン★だということ。
★バードランド
焼き鳥屋で初めてミシェラン登場
★野田岩
天然うなぎ。正確には、星の店は本店の方で、この銀座店ではないが。
★★★すきやばし次郎
最高位三ツ星を取った、恐らく日本で一番有名なすし屋。
美食に余り興味がないので、こんな近くにあることすら知らなかった!
2010年10月04日
銭洗弁天

Anaが来て初めての週末。丁度、鎌倉の物件を見に行く用事もあったので、鎌倉へ誘う。
北鎌倉駅で降り、まずは円覚寺へ。いつもなら、次に建長寺へ行くが、夏にBSハイキングで行ったばかりなので、右に折れ浄智寺から大仏コースでまずは銭洗弁天を目指す。
短いが結構な山道を登ると頂上は開けた公園。そこから、少し下りると銭洗弁天。入口の提灯に風情あり。さらに、そこから隧道なのがいい。なにやら、子宮に入っていくような感覚。
中では、皆、せっせとお金を洗っています。コインだけでなく、お札もバシャバシャ。
私は、お札を濡らすのもどうかと思ったので、代わりにクレジットカードを洗ってみました。
さて、効能はどうでしょう?
2010年10月03日
ELAN

そのスロベニアを代表する輸出企業がELAN。
スキー、スノーボードの他、日本では売られてないが、ヨットやスポーツバイクも製造。
私もまだ行ったことがないが、アルプス山脈があり、良いスキー場と、スキー板を製造するための木工加工の技術があったかららしい。勿論、今では木の板ではないのだが。
2010年10月02日
2010年10月01日
Information Session at New Otani

毎年恒例のLBS Information Sessionが昨晩、これまた恒例のニューオータニで開かれた。
何しろ私が学校に居たのは20年前!最近のカリキュラムについては余り役に立たないかもしれないが、「卒業生の誰がどういう経歴で、今どこで何をやっているか」については、立場上、一番よく知っている。応募を考えている人の状況に応じて、ボランティアで来ていた卒業生15人程に、「それなら、彼と話してみたら」とドンドン振った。
例えば、今、技術職で留学後はコンサルタントになりたい、と言う人には似たキャリアをたどった卒業生を紹介するといった具合。昨晩は、女性同窓生が居なかったので、後で紹介してもらいたい、という女性候補者からの要請もあった。
毎年、このInfo Sessionに出て、「学校と同窓生の雰囲気の良さに応募を決めた」という方が多い。昨日も、「出席してみて、初めて、LBSの学生の多様性と校風の良さ、卒業生の仲の良さが実感できた」という感想を聞いた。応募を検討されている方は、是非、参加されることをお勧めする。