2010年08月
2010年08月31日
日本統治時代を肯定的に理解する
日本統治時代を肯定的に理解する 韓国の一知識人の回想
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今朝の産経新聞で紹介されていました。
20年前、延世大学（韓国）大学院にも交換留学で行っていた私ですが、当時も、戦前の教育を受けた方から、「実は、日本のおかげで韓国は発展できたんだよ」と聞いたこともあります。「外では絶対言えない」と言っていましたが。（笑）
韓国もこれだけ発展し、電子機器なんぞでは日本メーカー全部合わせた利益よりサムソン一社の方が多い、という状況です。そろそろ冷静に歴史事実を見た方がいいと思います。
この本読んでみたいですね。
2010年08月30日
ペナルティが無くていいのか?
死亡届を出さずに、遺族が年金を貰い続ける「年金不正受給」が問題になっている。
ここに出ている例では、1999年12月に死亡してから、遺族が10年間に渡り厚生年金を2500万円受領。
全額返還させるのかと思ったら、時効があるので5年分だけなのだという。
これは納得がいかない。時効は有効な考え方だと思うが、5年は短すぎる。厚生年金という公的仕組みに対する、ある意味、「挑戦」なのだから、10年くらいにしたほうがいい。
もう一つは、ペナルティが無いこと。10年間不正受給を続け、「バレたから5年分返します」でいいのか？仮に5年の時効のままだったとしても、不正受領した金額の最大10倍くらいは取ってしかるべきだろう。
この辺、どうも日本の法律は甘すぎるのでは？これは、戦前の「恥」が強調された教育と、加えて、不正しようにも公権の目や近所の目が光っていて、そんなことが不可能だった頃に制定された法律がそのまま残っているからではないか?
これは企業に対してもそうで、時々見る企業不正に対する罰金額は驚くほど高い。不正によって手にした利益を大幅に上回る額になっている。だから、「割に合わないから止めておこう」となるのだ。今の日本は、「バレたら払えばいいや」だ。いまやモラルに期待することは出来ない。
今度、機会があったら法律家に聞いてみたいと思う。
2010年08月29日
六厘舎閉店
今回は初めて、「食べたこと無い店」の話。
ラーメン好きの間では有名な六厘舎が今日閉店。2005年4月開店から5年余り。
この店は家の近所で、且つ、犬の散歩ルートなのでほぼ毎日前を通っている。日中はいつも行列が出来ていて、「ラーメン一杯にこれだけ並べるとはスゴイ」と常々思っていた。
先日、Yahoo!に閉店のニュースが！「あんなに流行っていたのにナンで？」と思ったら、（公式には）「行列がご近所迷惑で」ということらしいです。
今朝も5時30分に店頭をワンダと散歩したら、もう行列が!5人ほど並んでいました。今日で閉店なので、凄いことになりそう。
2010年08月28日
2010年08月27日
20世紀少年
20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗 豪華版 (本編DVD1枚+特典ディスクDVD1枚)※生産限定
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3週連続で日本TV系で放映された『20世紀少年』
原作を全く読んでなく、1作目でハマってしまい、毎週録画して週末見てしまうことに。
原作はマンガなんですね。作者の浦沢直樹は1960年生まれ。1970年大阪万博のときは10歳で小学4年生。なるほど、主人公たちとピッタリ。何度か見たことのある、『YAWARA!』の作者でもあるんですね。
『三丁目の夕日』の舞台が1955-1964年。したがって、これを見て「懐かしい」と思ったのは戦中派〜団塊の世代。
今回は私の世代と重なり、懐かしさ一杯。
2010年08月26日
改めて法律を調べたら自衛隊に対する最高の指揮監督権を有していた･･･
菅首相のこの発言にはビックリしましたね。19日に自衛隊の統合・陸海空４幕僚長と首相官邸で初めて意見交換したときのものです。
高校の教科書にも出ていると思いますが。国会議員生活が長いと忘れてしまうのか?
「予習したら防衛相は自衛官ではないんだそうですね」
とも言ったらしいです。
前にも書きましたが、「国会議員資格試験」が必要なんじゃないかと。選挙のときは、その点数も参考にして国民が選ぶ。
国会議員一人当たり5000万円以上の経費が掛かっていますから（直接経費のみ、間接も入れれば数億円）、それだけの知識、見識を持ってもらわないと。
ちなみに、諸外国の国会議員報酬は、米国1700万円、欧州1000万円位らしいです。公職なんだから安くても名誉がある、という考えなんでしょうね。
2010年08月25日
清泉寮
八ヶ岳の隣は清里。月曜日午後は清里まで遠征。
清里といえば、KEEP協会の清泉寮。戦前からあるプロテスタント協会運営の宿泊施設。
実は、私は行くのは初めて。
元来天邪鬼なので、猫も杓子も「清里」と言っているときは行きたくなかった。
そろそろブームも落ち着いたし、平日なので大丈夫だろう、ということで出かける。
まずはお約束どおり、アイスクリーム。濃厚で、甘い。なるほど、たまにはいいが、毎日だと濃すぎ。
何も知らずに下のファームショップで買って食べたが、今日は混んでなかったので、正式に清泉寮の売店で買って、牧場を見下ろしながら食べたらよかった、と後で後悔。
その後、遊歩道で沢まで降りてみる。一周90分。上の駐車場はほぼ満車と混んでいたのに、遊歩道は人影まばら。通常の逆周りをしたが、すれ違ったのは5人ほど。
皆さん、「自然、自然」といいながら、車で乗り付けて、濃厚アイスクリームを食べて、散歩もしないんじゃ体に悪いですよ!
2010年08月24日
シャトレーゼ白州工場
今夕、暑い東京に帰着。二泊三日の短い夏休みだったが、事業環境厳しい折、仕方ない。
八ヶ岳の定宿はインターネット接続なし。夜は9月に立命館で行う講義の原稿書き。ネット接続があると、ついメールを見たり、ネットサーフィンが始まるので、これはこれでいい。
今日の帰り道、白州のシャトレーゼ工場を見学。シャトレーゼは氷菓の大手。卸や小売店を通さず、FC店で直販するところに特徴がある。また、自社農園や牧場を経営し素材から販売まで垂直統合していて、安さと手軽さから急成長を遂げたメーカー。
工場見学は10時から。11時ごろ行くと、既にほぼ満車状態。夏休み中とはいえ、今日は平日。週末はどんな状態かと恐ろしくなる。
おそらく混雑を避けるためだろう、国道20号線から工場へ入るところには、看板も無し
それでも、ガイドブックを見てきたのだろう、この人気ぶり。なにせ、工場内では、作ったばかりのアイスが食べ放題
ま、ビールとかと違って、「出来立てが美味しい」ということは無いと思いますが、私は抹茶小豆とバニラアイスを一個ずつ、末娘は合計3個食べてました。
工場見学マニアの私としては、もっと、会社の歴史とか経営方針とか（特徴あるんですから）教えて欲しかったのですが、そういった展示はほとんど無く、見学者は工場ラインを見下ろしながらひたすら食べるだけ。これも、混雑のせいかも。
2010年08月23日
内向きの世界帝国日本の時代がやってくる
内向の世界帝国 日本の時代がやってくる
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日曜日から八ヶ岳に来ている。いつも泊まっているこの公共施設は、TVも無ければインターネットもないので、実はこれは予定稿。
内憂外患の日本だが、小宮山先生の『課題先進国日本』といい、直面する課題を前向きに捕らえて解決する努力すれば大丈夫、的な本も出ている。
増田悦佐氏の主張は、「エネルギー効率史観」 ともいうべきもので、「エネルギー効率が世界一高いのは日本だから、日本が次の覇権を握る」とする。
「世界金融危機は、アメリカから日本文明への覇権交代の序曲であった! スペイン、オランダ、イギリス、アメリカと続く経済覇権の交代には理由があった。独自の帝国循環論を、歴史学と詳細な経済データを駆使して展開する。大都市圏への人口集中、鉄道網の整備による効率的な社会、機関投資家を上回る大衆
の投資のセンス、知識人主導にならない大衆文化の興隆、等など、日本が覇権を握る条件はそろいすぎるほどそろっている。リーマン・ショック以降、世界経済にとって困難な時代が続く。しかし、日本にとってはその向こうに明るい未来が広がっている! 未来を生きるすべての日本人に贈る。」（本DBより）
とても面白い本。でも、とも思う。これで食っていけるのか?
確かに、日本製品はエネルギー効率に優れている。だが、車にしても、エアコンにしても、日本で作っていたのでは高すぎて売れないため、海外生産にシフトされている。日本企業の収益として会計上は計算されるが、賃金も税金はそれぞれ現地で支払われる。
省エネ、公害対策など、日本がリードする分野はあるが、これだけで1億人が食べていくのにはインパクト不足。大衆文化もすぐコピー製品が出回りますからね。
2010年08月22日
仕事が速くなるプロの整理術
仕事が速くなる プロの整理術
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ドイツ式合理化術!?
フランス人の奥さんのため、「残業だから、と言い訳できなかった」から、仕事の効率を上げるため工夫した、というのが面白い。
ツール
・A4の紙 5mm方眼紙 ＝ アナログ
・Gmail+Google Calender ＝ デジタル
・iPhone ＝ モバイル
「仕組みづくり」で成果を伸ばす→成長を続ける
デッドライン管理→会社を立て直す
60%OKで次の一歩→世の中を変える
2010年08月21日
Robertoとミニ同窓会
3週間のアジア休暇で訪れたRoberto一家の日本での滞在は実質3日間。同窓生が居るので寄った日本は、メキシコ人の関心からも中国に負けている。
昨晩は日本での最後の夜、ということで、同窓生にも参加してもらい、ミニ同窓会。会場は、純和風に大雅。会社がテナントなので、よくしてもらっている。
集まったのは、私も入れ同級生が3人。その他3人。メキシコ人のRobertoに、オランダ人、スペイン人。
おのずと会話は、世界中に飛び、時代も数千年に渡った。こういう会話に参加できる教養があって、且つ、相手に「なるほど」と思わせる独自の考えを入れられるといいんだけど。
我が国の政治家たちは大丈夫だろうか?
2010年08月20日
名優誕生
昨日は早く帰り、夕食後、ふとつけたらやっていたのがNHKプロフェッショナル「仕事の流儀」。何でも、一旦終了し秋から再開ということで、今回は市川海老蔵の75分スペシャル。
演劇全般に余り興味が無く、これまで歌舞伎も見たこと無い私ですが、流石に海老蔵くらいは知ってます。名門市川家に生まれたスーパースター、位の認識しか持っていませんでしたが、この番組を見て、「これはプロだ」と納得。
恵まれた環境、受け継いだ才能、そして、若いときの迷いが無くなり、吹っ切れ、仕事に熱中する様子。ホント、輝きがありますね。天才が努力しているんだから、鬼に金棒です。
ちなみに、愛車はAudiのようでした。日本のスーパースターがAudi。この10年で最もブランド価値を上げた自動車ブランドでしょう。
2010年08月19日
歴史のための自由
今日の気になった記事：【宮家邦彦のＷｏｒｌｄ Ｗａｔｃｈ】仏版「歴史問題」から学ぶ
勿論、フランスのアルジェリア植民地支配132年だけじゃなく、「新世界」アメリカを征服したスペインも、そのスペインから独立したメキシコから国土の1/3を米墨戦争で奪った米国も、私の知る限り政府が謝った事など無い。
「歴史のための自由」と題する声明2005
（１）自由な国家において政治は歴史的真実の確定作業に介入すべきではない（２）現在の道徳的観点から過去の出来事を評価することは歴史家の仕事ではない。
なるほど、です。
2010年08月18日
Bye-bye Gareth, Welcome Roberto
早朝Gareth出発。3週間滞在。日本どころかアジアも初めてだったが、「本当に楽しかった」と目を輝かせていた。
昨晩深夜、LBS同級生Roberto到着。2度目の来日で、今回は家族を連れての3週間の夏休み。日本は日程の最後で、上海、カンボジア、バンコク、北京をそれぞれ4日間ずつ位で見てきたらしい。
同級生の来日はめったにないので、一日お休みをとって案内をすることにする。�々掌妖豕�博物館、��隅田川水上バス、��お台場の最近のお気に入りコース。
夜、家族同士で会食。うちの末娘とRobertoの一人娘Fernandaは同い年。一月しか誕生日も違わない。言葉は通じないが、隣の席に座り、絵でコミュニケーションした様子。
Gareth去って、Roberto来る。
写真：MEGA Webで展示中のiQ中華仕様？(中国人観光客にアピール)
2010年08月17日
さよならパーティ
月曜日夜、小山台高校の交流プログラムで来ていたイギリス人学生の「さよならパーティ」。うちも家族で出席。長女だけは今晩も塾で欠席。（何も言わないのに、いつの間にかやる気になっているのはいいことか）
学芸会ののりで、日本と英国の学生達が交互に出し物。互いに良く準備したとはいえないけど。
今回うちに来ていたGarethはMiddlesbrough College（North Yorkshire）の引率者。イギリスの学校制度は、戦前の日本にも似ていて（日本が欧州式を採用したから当たり前か）、11-16歳が通うSecondary Schoolの後、Collegeに進学する。いわば、旧制高校。
North Yorkshireは元々工業地帯で、炭鉱があったり、製鉄所のあった地域。戦後、徐々に廃れていき、今ではEnglandでも最も貧しい地域の一つ。今のEnglandを支えているのはLondonの金融・広告と、Oxbridgeに代表される教育、それに観光。長らく£高が続き、製造業は厳しい。
そのせいか、ここから来る学生はこれまで時々問題児が居たようだが、今回は幸い大きな問題は無かった模様。
それより今回のパーティで気になったのは日本人学生と家族のマナー。当然、さよならパーティはまずはゲストであるイギリス人学生のためだから、立食で食事を取るにも配慮が無いといけないだろう。
Welcome Partyでもそうだったが、一番人気の鮨に群がったのは日本人学生。会話を楽しんでいたイギリス人学生が「さあ、食べよう」としたときには、鮨はもう無かった! 中には、遅れてくる家族のために鮨を確保して「キープ」していた日本人家庭もあった。
イロイロ事情はあるのだろうが、ここでも「プリンシプル無き日本」を垣間見た気がした。どうでもいいところで妙に気を使うくせに、本筋のところで大きく間違っているのだ。
写真：先週来日のフィンランド人夫妻の子供たち
2010年08月16日
風邪をひきやすい体質の改善
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やっと平熱に戻った。
元来、風邪をひきやすい体質で、年に何度かひいているのだけど、今回またしても懲りたので、一体、どれだけ風邪をひいて貴重な時間を無駄にしているのか数えてみた。問題解決は実態を把握することから始まる。
本blogで「風邪」「カゼ」で検索。分かったのは、
・この3年間引く回数が年3回に増えている。それまでは年1,2回。会社勤めを始めたせいか？（毎日、通勤すると感染機会は増える）
・一回ひくと平均で回復までに1週間掛かっている（＝多大な損失）
・2008年末にインフルエンザの予防接種をしたせいか、2009年は年末までひいてない。（インフルエンザ予防接種は風邪予防にもなる??わけないか）
・年末、忘年会が続いた後に必ず引いている
・2-4月と9-10月の季節の変わり目
ということ。これが分かれば、対処法も決まる。
１．毎日出勤しなければならないサラリーマンより自営業者が有利
２．インフルエンザ予防接種は費用対効果高い
３．会食の連続は避ける（胃腸の弱い私の場合ですが）
無理な場合は、アルコールだけでも控える。
４．季節の変わり目には特に注意
なお、医学的には、
・Vitamin Cの継続的摂取
・運動
・肌を鍛える（寒風摩擦、薄着）
が良いようです。
2010年08月15日
大田区平和都市宣言記念事業「花火の祭典」
Gareth滞在最終の週末は花火で
昨年もBerlinの娘を連れて行った六郷土手での花火大会へ。正式には、大田区平和都市宣言記念事業「花火の祭典」（羽田空港国際化記念） で、区民の皆様からの協賛金で行われているらしい。どういう風にして集めているのか?町会を通して半強制的じゃないと集まらないのでは、などと思う。
昨年は、初めてで、娘の同級生から聞いたとおり、まず蒲田駅に東急で出て、そこから満員のバスに乗った。
今年は事前にネットで調べて、何のことはない、京急六郷土手の駅から歩いていけることが分かったので、そのルートで。
品川から急行で蒲田へ。ここまではよかったが、蒲田からの普通電車がラッシュ状態。帰りの混雑を避けるため、30分ほどで会場を後にした。同じように考えている人は多いらしく、既に駅はかなりの混雑。後10分で終了なので、終了後はすごい混雑だろう。
来年への教訓：
・六郷土手へは、品川から特別快速で川崎まで行って、普通列車で一つ折り返すのが正しい。早いし、混まない。もしくは、品川から最初から普通列車で行くか。どちらでも25分以内に到着するので、品川駅で最初に来たほうに乗ればいい。
・意外と空きはある。土手の緑地は広いので、人気の無い野球場のグラウンド部分は最後まで空があった。一方、安易に確保された通路に座り込む人が多く、遅れてくる人、早く帰る人の通行の妨げに。あれだけ警備員が居るのだから、適宜排除して欲しい。
2010年08月14日
追憶
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この1週間ずっと調子が悪かったのですが、前半出張で、休むことが出来ず、例によってこじらせてしまったようです。
今日はその後最初の休み、ということで、一日家で寝てました。時々起きては撮っておいたTV番組を見たり、新聞を読んだり。
鼻汁が当初薄かったのが、今日は見事な?黄緑でネバイ。これは回復に向かっているのか、悪化しているのか?
こういうときは、PCの画面を見る気になりませんね。やはり、相当、目に負担がかかっているのか。
それで、見たのは家人が借りていた｢追憶」。全編通してみたのは（多分）初めて。
主役Katieを務めるバーブラは役と同じユダヤ人。「どうしてこうも視野が狭くて、攻撃的なのか、これじゃHabelじゃなくたって無理でしょう」と思っていたが、劇中「私ユダヤ人だから」というので納得。
大学での、スペイン内戦に関する政治集会の場面から映画は始まる。ここでも、Katieは独裁者フランコに立ち向かう民衆を支援するソ連を支持するが、同じソ連は自国内で対立する派閥を徹底弾圧してますからね。戦後のKatieの意見を聞いてみたい。
名作の誉れ高い映画だが、変なところが気になってしまった。
2010年08月13日
色つきの悪夢
風邪でボーっとしながら見たのが、NHK色つきの悪夢〜カラーでよみがえる第二次世界大戦。
何れもこれまでどこかで見たような映像なのだけど、それをデジタル技術でカラー化。確かに、白黒と違って生々しさが倍増する。
しかし、そこは｢偏向」で悪名高いNHK。結論ありきのコメントが目立ちます。気になった点を幾つか上げると。
・ゲストのコメントが幼稚。まともに歴史勉強してきてないことは明らか。こんな俳優にギャラを出して、歴史背景を理解せずにコメントさせるのか?
・ドイツと日本を同列に扱い、「ドイツは戦後キチンと謝罪したが、日本はしていない」と強調されている。「ああ、またか」である。ドイツはホロコーストに対して謝罪し、犠牲者とその遺族に対する補償金を支払ったが、戦争そのものについて謝罪したわけではない。200万人もの人を｢ユダヤ人である」という理由だけで組織的･計画的に殺害したのは人類史上も稀で（といっても、植民地で対立する部族を抹殺するということは、欧州各国がアジア･アフリカの植民地で繰り返している）、謝罪と補償は当然だろう。
・したがって、占領していたオランダやフランスなどに対して賠償金は支払っていない。当時のソ連に対しても支払ってないが、ソ連は占領した東ドイツの生産設備や車両を｢戦利品」として持ち帰った。これにより戦後ソ連の工業生産力は一気に高まった。米国で原爆開発をしたのがナチ迫害から逃れたユダヤ系ドイツ人であれば、ソ連において原水爆開発をしたのも戦後ソ連に連行されたドイツ人である。
・韓国併合についても合法的な手続きを踏んでいる。だからと言って、植民地化を正当化するものではないが、当時の時代背景も分からずに、現在の価値観で判断することは愚かだろう。
・併合手続きについては、2001年にHarvardで日韓英米の歴史学者が集まり検討され、｢合法｣という結論になっている。欧米の植民地化は、はるかに簡単な手続きで進められており、日韓併合を不法というなら、全ての植民地化は不法ということになってしまう。これを欧米が認めるはずが無い。勿論、欧米はこれまで長年の植民地支配に対して一切賠償を行ってない。
といった解説がまったく無い。NHK受信料をこれまでキチンと払い続けてきたが、払いたくなくなった。
2010年08月12日
鹿島
紫電改展示館（宇和海展望タワー）から車で5分。船越から船に乗り、15分。
そこにあるのが鹿島。江戸時代は、宇和島藩伊達家の狩猟地であった、ということで、その名のとおり、鹿がたむろしている。それ以上に多いのが、猿。
海水浴客のお弁当、おやつを虎視眈々と狙っていて、スキあらば奪っていく。子供や女性が狙われやすい、ということで、しっかり観察しているのだ。
私も休憩中、離れた女性だけのテーブルが襲われた。テーブルに上がって、手当たり次第に口に詰め、手にとって去っていった。口には袋に入ったままの飴。あれ、後で袋を破るのだろうか? あんなにお菓子ばかり食べて、歯磨きしないと、虫歯になっているのではないだろうか? などと考えた。
襲われたテーブルの主婦たちは歯をむいて威嚇する猿に何の手出しも出来ず。恐怖におののいていた。その気になれば、体格は随分違うので、追い払えると思うが。
何はともあれ、日本の水浴場88選に入っているという海で海水浴を堪能し、昼には島を後にした。
2010年08月11日
よんでん和み館
今回宇和で偶然寄ったのが「よんでん和み館」。四国電力が築140年の古民家をオール電化に改装。IH調理器に、エコキュート。もの凄くカッコいい。
本当は、近所の開明学校に行くつもりで歩いていた。「これはナンだろう」とのぞいた所、格子戸の向こうから「どうぞ」と声をかけられた。中の人が見えないのでビックリ。
格子戸って、何の仕掛けがあるわけでもないのに、外からはまったく中が見えない！一方、中から見ると、外の様子ははっきり見える。風も通るし、これが日本の町屋の工夫なのね。
中に入ると、和紙の展示をしていた。作者は佐藤友佳理さん。高知生まれの、内子育ち。以前はロンドンでモデルをやっていたらしい。
何か気になって後で調べてみたら、東京で私も関わりのあるHIPのメンバーでした。
娘はクレープを（生まれて初めて）ご馳走になり大満足。展示は8月15日もあるそうです。
2010年08月10日
川西亭
以前から、「兄がオーナーシェフのフレンチがあるので今度行って見ましょう」と誘われていた。
今回やっと実現。
場所は、栗林小学校の北西の角。帰省中の、栗林小学校卒の友人も誘う。その友人から、「先に着いたんですが、見当たらない」と携帯に連絡が入った。
車で追いついた私は、近くのコインパーキングに車を停め、現地に向かう。地図で示された場所には、廃屋にも思える古い建物と、小学校の頃以来見たことのない、いかにも頑丈そうな商用自転車。
よく見ると、錆びたトタンに「Restaurant 川西亭」の文字が。
中に入ると、
元は木造軸組み工法で造られた、昔はどこにでもあった八百屋。それを改装して造られている。入り口には、八百屋だった頃の写真と、改装中の工事風景が。ナント、オーナーご自身で工事したらしい。スゴ。
キチンとした和風フレンチを箸でいただく。昼のコースは1500円。
2010年08月09日
構想10年、工期4年、延9000人動員
「伊予の小京都」と言われるのが、大洲。出張の際、いつか寄りたいと思いながらいつも高速道で通り過ぎていた。
こんなところに、これほどのものが！
と驚いたのが、臥龍山荘。伝統建築の別荘の類としては、日本一ではないか、と勝手に思ったが、その判断は専門家にゆだねる。
地元出身で神戸で大成功した明治の貿易商河内寅次郎が、構想10年、工期4年、延9000人を動員して明治40年（1907）に完成。
建物と庭が最高の出来だけに、残念と言うか、腹立たしいと言うか、信じられないのが、対岸の風景。もともと臥龍山荘は、眼下に流れる肱川（鵜飼で有名）と対岸の冨士山（とみすやま）を借景とした前提で造られている。
それが、いまや対岸は、日本中どこにでもあるコンクリートの護岸工事がなされ、その上には周辺環境を無視したプレハブ住宅が建っている。そして山の中腹には、醜悪なコンクリートの学校が！
昭和31年に大洲の名勝として市の文化財に指定され、さらに昭和60年に愛媛県有形文化財に指定されていながら、この体たらく。
いくら掛け声を上げても、これでは観光大国への道は険しいと言わざるを得ない。
2010年08月08日
日本で唯一の紫電改
昨晩はそのまま愛南町に宿泊。愛南町にはあまり知られてない「日本一」がある。
日本一、というより、正確には「日本唯一」。それは、旧日本海軍最高の戦闘機と言われた紫電改。
昭和53年（1978年）に久良湾で発見され、引き上げられたもの。これが宇和海展望タワーの隣「紫電改展示館」に展示されている。
展示室には、中央に修復された紫電改の機体。もともと紫電改を設計･製造した川西航空機の流れを受け継ぐ新明和工業がその任に当たったという。
機体の周りに展示されているのは、期待と一緒に引き上げられた各種部品。驚くのは、その先進性。ゼロ戦の欠点であった、防火性能や防弾性能が強化され、自動消火装置まで付いていた。特に、自動空戦フラップは川西航空機独自のものだったようだ。
紫電改の生産が本格化したのは昭和19年。既に物資も少なく、熟練工は兵隊に取られ、生産したのは学徒動員の生徒たち。終戦までに生産できたのは400機あまりで、ガソリン、オイル、工作精度の劣化でその設計性能を発揮できたのは希だったようだ。
英国のブランドフォード社の『原色航空機百科』（K.マンソン著）では「太平洋戦線に出現した日本機中、最もすばらしいもののひとつであった」と高く評価されている。（Wikipedia)
2010年08月07日
a-nation '10
昨晩から松山。ホテルに入ってしばらくすると、松山城のほうが騒がしい。気になったのだけど、今週会食が続き、体調不良なので絶食して早く寝ることにする。
翌朝、いつも通り朝5時に起床。松山城へ散歩に行くことにする。お城の下の公園には多数のテントやらa-nation '10と書かれたノボリ。
「2002年の第1回開催以来、毎年20万人以上、過去8年間で延べ64公演・累計250万人以上を動員している国内唯一にして最大級の野外ライヴ・サーキット｢a-nation｣――。
第9回目を迎える2010年もa-nationのためだけの特設ステージによる野外ライヴツアーを全国4都市6公演での開催が決定!!」
これの4都市のうちの一つだったんですね。
朝食後、末娘にせがまれてもう一度足を運んだら、いつも「天才てれびくんMAX」で見ているお気に入りのDream5がリハーサル中。これを無料で見学できて、大満足でした。
2010年08月06日
調査報告書の傑作
今年前半の証券界をゆるがせた二大事件がFOIとシニアコミュニケーションズの粉飾事件。
FOIは破産してしまったので「調査報告書」は出てないが、シニアコミュニケーションは事件以降株価は暴落しているものの、現時点で上場は維持しており、勿論会社も存続している。
シニアコミュニケーションは事件発覚後、外部調査委員会（弁護士１＋会計士２）を発足させ、6月に調査報告書が出ている。
私も、調査報告書を読むのを趣味にしている出澤弁護士から教えていただき読んだのだが、これが傑作
粉飾の動機、手口が赤裸々にされており、証券関係者のみならず、ビジネスマン必読。
2010年08月05日
犬の本能
我が家の愚犬ワンダは食い意地が張っていて、いつも散歩しながら、食べ物が落ちてないかとクンクン探している。たまに、コンビニ近くにフライドポテトの骨が落ちていて、これを拾い食いするのが楽しみ。
他の犬には吠えるくせに、猫にはめっぽう弱く、猫が居ると避けて通っている。うちに来た最初の頃は、これでも猫を見かければ勢いよく追いかけていっていたのだが、ある時、子猫を守ろうとした親猫に「シャー」と思いっきり威嚇され、ビックリしてしまい、これがトラウマになっているようだ。
そんなワンダが３日前ピタリと餌を食べなくなった。いつもあるだけ食べるワンダには考えられないことである。散歩中は、ナント草ばかり食べる。
２日目に吐いた。その中にはソーセージのプラスチックの包みが…。どうやら、散歩中に落ちていたのを食べていたらしい。
調べてみると、犬は胃の調子が悪いと、自分で吐くために刺激のある草を食べるんですね。体調が悪ければ、吐いた上で「断食」して自然回復を待つ。病気になっても「食べて栄養つけないと」とか言って無理に食べようとする人間とは違う。
昔、にんじんジュース断食で有名な石原先生が、「道端で『お腹が痛い』と苦しんでいる動物を見たことがありますか? 動物は本能で断食がいいことが分かっているんです。」と言ってたっけ。
2010年08月04日
在日外国人への子ども手当 海外分７７４６人、１０億円
これは・・・信じられないですね。
子供手当は、国の少子化対策だったはず。親が日本で居るとはいえ、海外に残してきた子供に手当出してどうするんでしょうか?
「一方で、日本に子供を残して海外に赴任する日本人家族は支給対象から外されている」
2010年08月03日
8月2日は「カレーうどんの日」？
私の知らないところで（笑）、「カレーうどん100年革新プロジェクト」なるものが動いていたらしく、そのイベントに昨晩参加した。
場所は、以前よりお世話になっている野らぼー。今回、貸切です。
太っさんこと高松市市民栄誉賞第１号の中西太さんの乾杯でスタート！！
の後はいきなり・・・カレーうどん！
野らぼ～さんがこの日に向けて開発した「讃岐コーチン卵の釜玉カレーうどん」はズッシリ重く、腹にたまる。
氏家社長がこの日の為に香川に出向いて仕入れたしょうゆ豆、讃岐盛サラダ小豆島オリーブ仕立て、瀬戸内のおさしみ盛り合わせ、讃岐金時スティック、だしまきたまご、伊吹島のにぼしの天ぷら、ごぼうばらし天、海老部をすりおろした赤ちくわ、讃岐コーチンもも焼きの丸亀風。(＠_＠;)
またしても、食べきれませんでした。
2010年08月02日
MEGA WEB
今回お台場で立ち寄ったのがここ。
「クルマのテーマパーク」ということで、1950〜70年代の車を集めた「ヒストリーガレージ」、トヨタ車に見て乗って試乗（有料300円）も出来る「トヨタシティショーケース」、トヨタユニバーサルデザインショーケースの三つから出来ています。（何で横文字ばかりなのか･･･） それぞれが大きなスペースがあり余裕。
Garethが一番興味を示していたのが、ヒストリーガレージにあったCitoroen Traction Avant 11B。
「1937年に発表され、世界で初めて大量生産された前輪駆動車だったことから、トラクシオン・アバン（フランス語で前輪駆動の意味）の愛称で親しまれた11B。第二次世界大戦で一時生産を停止した時期もあったが、フランス以外でもヨーロッパ5カ国の工場で作られ、23 年間にわたり75万台が生産された。」ということです。
23年間もモデルチェンジなしとは凄い。「ヨーロッパでも珍しいこんなクルマを日本で見れるとは！」と驚いてました。
トヨタ初のスーパーカーとなるLEXUS LFAが展示＆試乗コースを走っていました。一般予約は出来ないことから、運転していたのは関係者でしょうね。
国内販売165台限定、3750万円するにも関らず既に予約だけで完売しています。
2010年08月01日
水上バス
昨日午後はGarethを銀座に案内した。今日は午前中、一人で江戸東京博物館（東京で一押しの博物館）に行ってもらい、1300発の水上バスで待ち合わせ、一緒にお台場に行くことにする。
船はいくつもの橋を潜り抜け、まず越中島に向かう。その後、聖路加、浜離宮を経由し約一時間でお台場へ。1000円で東京湾のちょっとしたクルーズが楽しめる。
ボランティアの案内付きで、橋や、その他船から見えるものの説明をしてくれる。
・レインボーブリッジの両端にあるアンカー部分はビルになっていて、開通当初はレストランなどが入っていたが、今は空室。管理する都は「安くするので借りて」と言っている。
・築地市場近くにある青い建物は冷蔵倉庫。魚の安いときに保存しておき、市場価格が高くなると出荷する。
・立入り禁止となっている第六台場はカワウの住処となっていてフンだらけ。年に一回許可を受けたボランティアが清掃している。
などなど。
